STELLA

好きが君だけで溢れかえるまで

暁を知り、黄昏を越えていく〜メサイア トワイライト〜

こんにちはこんばんは。

 

 

メサイア観てきました。

今回は初めて舞台で北方連合を主とした物語だったわけですが、サクラ候補生たちも登場し、まぁ多方向にしんどい作品でした。全てがしんどい。

 

 

あらすじ

閉鎖都市「オデッサ65」。
強固な壁により隔絶され、文字通り外界との接触を断たれた北方連合の国家的実験場。そこに住む人々は北方連合のモルモットとして、家畜以下の生活を送っていた・・・。
そんな過酷な環境で生まれ育った男がいた。
その男の名は「サリュート」。
北方連合対諜報戦訓練校「ボスホート」に所属するエリート。彼はボスホートの卒業ミッション「ビーツの祝祭」に臨もうとしていた。
まだ、彼は知らない。このミッションに、自らの未来を左右する過酷な運命が待ち受けていることを・・・。

 

 

 

サリュートについて

登場時から「いや、お前絶対第二の三栖さんやろ」って思っていた人が多数だったと思うんですけど、本当に第二の三栖さんだった。なんで君はそんな人知れず辛い道を選ぶ*1んだ…。

サリュートは本当に「気高い」という言葉が似合う。ものすごく信念が強くて、自分の中の軸がはっきりしていて。でも実は「家族」が一番大切だったし、大切にしたかったんだろうね。家族を大切に出来なかった代わりに祖国を大切にした。それにしても祖国の名誉のために自分が犠牲になるのは、それはその選択しかなかったのか…?となるけど、まぁそれしかなかったんだよな…。ポエムを言いながら()舞い踊るように戦うサリュートが好きでした。

 

スークについて

あなたは周ちゃんか…。「俺はお前が大っ嫌いだ!!お前といると見たことない景色が見れるんじゃないかってワクワクしちまう!!」っていう史上最強のツンデレ告白(?)をされていてスークちゃん可愛いな、となった。

北方のお偉いさんの息子でありながら北方を出たスークちゃんは、今後めちゃくちゃ大変だと思うんですけどどうなるんでしょうね。

 

サリュートとスークについて

嫌いなはずなのに共にいると楽しい、認めたくないけど認めざるを得ない、そんなサクラたちとはまた違った関係性で、お互い必要ないけど必要な存在だったんですね。三栖周となんとなくかぶるけど、それともまた少し違っていて、また新しい形だったなあと思いました。

 

雛森について

いつ見ても どんな時でも 顔が良い(オタク 心の俳句)

それにしても雛森はいつになったらユキを忘れられるんでしょうか。まぁ忘れられるなんてこと一生ないのかもしれないけど、わたしはじゅんがすきだからユキに縋る雛森を見るとじゅんが可哀想になるよ()今回じゅんが北方に行ってしまい、状況的にはユキを失った時と同じことになっていて。あの時は失敗したけど、今度こそ失敗しない、と言いながらも任務を優先する雛森はどうなんでしょうね…。

悠久の頃の雛森って飄々としていて、冷たいわけではないけどどこか人間味がなかったと思うんですけど、どんどん人間くさくなっていくな…。

 

小暮について

「こんな俺でも生きていて欲しいと言ってくれた人がいるから死ねない」ってお前………。

北方に行き、人も顔つきも言葉も動きも180度変わってしまったじゅん、めちゃくちゃすげえし北方ビジュアルめちゃくちゃかっこいい。

絶対次回雛森小暮卒業ミッションで、雛森が小暮を助けに行って小暮の洗脳がとけて卒業するパターンだよなあ。

 

万夜と小太郎とレネについて

万夜さまの殺陣に柔道の動きが加わったり、小太郎がやってた挑発をやってたり、1人だけの体じゃないって言ったり(妊婦かってなったけど)、ウッ…小太郎…となる案件が多すぎた。5人で卒業してほしいね…。

レネはめちゃくちゃいい奴でびびった。いい奴すぎるだろ。なに?

万夜さまは小太郎以外は受け入れないんじゃないかと思ってたし、きっと昔の万夜だったらそうだったと思うんだけど。小太郎と無事に卒業するためのメサイアかぁ…。それがきっとまた少しずつ変わっていくんでしょうね。

 

穂波葉礼について

一生不憫。可哀想な子すぎる。万夜の手に触れられないのも、「どうして俺には誰も救えない…!」って叫びも、痛々しすぎる。救いたいのに救えない。万夜に殺されようとするのは、万夜を救いたいって気持ちも、自分が救われたいって気持ちもあるんだろうなあ。とにかく可哀想な子。

 

その他感想

何人かピックアップしてぽろぽろ書いたんですけども、キャラクター以外の感想を。

鋼あたりから公式との解釈違いがなんとなくあったんですけど、これもやっぱりうーん?となることはあって。展開が似たり寄ったりになっている印象…。今回の雛森と小暮はどうしたって悠久の加々美と有賀だし、サリュートとスークは三栖さんと周ちゃんだし。斜め上の展開がなくて割と落ち着いていた印象。まぁ斜め上の展開を求めているわけでもないんだけど…。

あと今回は暗転も転換も多くて観づらかったなぁ、と。スっといけないのでイマイチ入り込めない感じでした。一番最後の暗転前の演出はいつも通りめちゃくちゃ良かったんですけどね。

次はやっぱり雛森小暮卒業ミッションですかね。どうなるんでしょうか。

 

 

 

 

 

基本Twitter回答ですが、何かありましたら。

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