コドモからオトナへの成長〜HiGH&LOW THE WORST〜
こんにちはこんばんは。
皆さんHiGH&LOW THE WORST(以降ザワと称す)観ましたか??????
え、観てない???
(^_^;)
人生損してるので今すぐ映画館に行きましょう。
わたしもまだ両手で足りるほどしか見れていないのであと100万回見たいです…。ザワ良いですよ、本当に。脳みそ溶けるし、脳みそ溶ける(?)
元々わたしとHiGH&LOWの出会いはTHE MOVIE 2に元推しの井澤さんが出演したことから始まったんですけども。その前からハイローのことは知ってたし、友人に見せられたりしてた(ほぼ寝てた←)んだけどLDHはなあ、、、って言い続けてたんですよね。でも井澤さんが出るってんでまぁとりあえず予習するかぁってドラマ版と最初の映画観たらまぁさすがのLDHでスケールがバカでかくて楽しくなってしまいまして()スモーキーと日向ちゃんと轟ちゃんと良樹ちゃんがすきだなぁ(DD)と。THE MOVIE 3で推しが死んで病んだんですけど()そうこうしてる内に鬼邪高が主役のスピンオフやると聞いて、ザワを見て新しい推しに出会ってしまい()テンション上がって今に至る、みたいな感じですね。とにかく今はザワが観たくて堪らない。毎日毎回観たいもんね。わたしが富豪のニートなら毎日毎回観てた(?)
そんなわけで!皆さんザワを観ましょう!!ということでここからネタバレ含みます!!!!!まーネタバレ観てもザワはたのしいからきっと大丈夫です!!!!だってわたしも何回見てもたのしいもん!!!!!!
わたしの愛するTOHOシネマズ渋谷(ポップコーンが美味しい←*1)は10/31で上映終了予定だそうです!!!!病んだ!!!!渋ハロ最中にはさすがに渋谷行きたくねえしな(それはそう)
ということでザワのお話。
今回のザワ、最大のテーマは「オトナの世界とコドモの世界」だと思うんですよね。まぁ「大人と子供」はハイロー全体のテーマなので当たり前と言えば当たり前なのですが。鬼邪高の定時と全日、団地幼馴染の社会人と学生、村山良樹と仕事先の大人たち。劇中で関パパが「子供は夢を見て終わる。大人はそれを叶えることができる。」って話してるんですけど、本当にその言葉に尽きる。ただ夢だけを見てわちゃわちゃモラトリアムのまま過ごしていた子供がほんの少し大人への階段を登るお話。
鬼邪高校全日
今までのハイローでは全日といえば轟、辻、芝マンくらいしかちゃんと出てきてなかったのですが、今回は全日が主役なのでたくさん出てます。村山により定時と全日に境界線が引かれたことにより、鬼邪高全日は轟一派、司一派、泰清一派、中中一派、と「頭」が不在の戦国時代を迎えていました。そんな中で現れる花岡楓士雄。楓士雄の下には自然と人が集まっていき、楓士雄との出会いでみんなが少しずつ変わっていく。楓士雄自身も鬼邪高で「テッペン」取るために強くなっていく。
全日で一番成長が見えたのはやっぱり轟ちゃんですよね。轟ちゃんは完全実力主義で自分の実力だけを信じてて鬼邪高の1番を狙ってた。でもその1番は決して「頭」としての1番ではなくて、統率とかリーダーシップとかそんなものは全くなくて(君主論読んでるから本人としてはある、もしくは目指してるつもりだったのかもしれないけど笑)一匹狼みたいに生きていた。*2そこで楓士雄と出会って自分にはないものを持っている彼を見て、「テッペン」とは何なのか、仲間とはどういうことなのか、学んで成長していってる姿が描かれていました。最後全日みんなでわいわいきゃっきゃっしてるの尊い…。
なんだかんだゆーてまだ彼らは高校生なのでこれから1歩ずつ大人への道を歩んでいくんでしょう。
鬼邪高校定時
全員大人と言えども高校生。完全な「オトナ」にはなれずにまだまだ「コドモ」でいるモラトリアムな彼らですね。
ここでは「村山良樹」をピックアップしてお話ししますね。今までのTHE MOVIEシリーズでもコブラちゃんとの関わりとかから徐々にモラトリアムからの脱却が見えていた良樹ちゃんですが、今回年下だけど既に社会人として夢を叶えるために働いているオロチ兄弟や、関ちゃんパパと出会って、改めて自分が「コドモ」であることを考え始め、「オトナ」になる決意をするわけなのですが。大人になるということは鬼邪高を卒業するわけで。やっぱ寂しいな〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!良樹ちゃんがいなかったら誰が鬼邪高を纏めてSWORDのOになるんだよ〜〜〜〜!!!!!しかし最後中林が荒業やるって言ってるの沸きました。中林が頭になるのかなあ。良樹ちゃんが卒業してしまったのは寂しいし、良樹ちゃんの今後が気になるけど、鬼邪高定時の今後も気になる。続編まだですか??(早)
団地幼馴染組
ここは大人と子供の境界線がわかりやすく現れてるなあと思いました。社会人組のオロチ兄弟と、学生組の誠司、マドカ、楓士雄、新太。病気の母の治療費のためレッドラムに手を出してしまう新太と新太を何とかしたい5人。というかこの構図完全に無名街でスモーキーのためにレッドラムに手を出したシオンと同じなんですよね。*3シオンは仲間故に無名街を追放されたけど、新太は仲間故に赦された。楓士雄と新太のタイマンで、最後に止めを刺そうとした楓士雄を止めるのはオロチ兄弟で、それは彼等が大人故に出来たことなんですよね。新太は大人がいたから赦された。その対比がすごいなあと思いました。新太へのカンパで300万の入った銀行口座に判子つけて渡すのも大人ですよね。
キャラクターについて
やっぱハイローはキャラクターがよい!!!!!!!!!!!!!!
楓士雄は圧倒的ヒーローでかっこいいのに、抜けてるとこがあったりネーミングセンスがクソダサかったり(笑)可愛いとこもあるし、司ちゃんはめちゃくちゃ顔がいい。常に顔がいい。素晴らしい。
轟ちゃんは相変わらず美しいし、良樹ちゃんとのタイマンの後眼帯つけるのオタクの心わかってるなという感じ(?)
泰志は喋り方がすき(買いにきたぜぇ〜とかちゃんと狙えよとか)だし、サダ婆が亡くなったことを知って一番動揺してるのとか、どろっきーにツボってるのとかお前ほんまはええやつやんけ感が可愛い(笑)清史は水に濡れたらリーゼントがストレートになるの可愛い(笑)
中・中はサブキャラ感が半端なくて可哀想になっちゃった…
佐智雄はとにかくかっこいいし、とにかくかっこいい(?)単身妹を助けるのに乗り込んでいくのヤバくないっすか。あと女の扱いがうまい。最高。
小田島有剣はもう天才でしかない…なにあれ全人類だいすきでしょ…突然およよとか言い出すし、やっておしま〜いとか言い出すし、天才。小田島と轟戦わせたの美の暴力すぎてヤバみ。
沢村はもうめちゃめちゃええやつやん、、、そんなんゆいちゃんもすきになっちゃうよね、わかるわかる〜!!!
仁川は見れば見るほどどんどん可愛く見えてくる。サバカンの病室で佐智雄の「鬼邪高潰すぞ」って言葉を待ってる時の仁川完全にワンちゃん🐶できゃわ。
シダケンの「無駄な銭使わせやがって」は最高の流行語でした。
とにかく魅力的なキャラクターが多い。みんなすきだもんね(くそDD)
とにかくザワめちゃめちゃ楽しいです。今までのハイロー見たことなくても全然普通に見れると思うし。全人類見た方がいいです。
余談ですが、今までのハイローシリーズを見てもLDHにはハマらんわwwwと言っていたわたしがついにLDHにハマりました。ザワこわ。吉野北人こわ()まーーーほくとくんはプリレジェで既にちょっとハマっていたので、、、ザワだけのせいではない、、、けど、、、ね、、、()ハーーこわい()
基本Twitter回答ですが、何かありましたら。
人は皆もがき苦しみながら「誰か」になる〜メサイア黎明乃刻〜
こんにちはこんばんは。
メサイア黎明観てきました!
ネタバレ含んでますので未見の方はご注意ください。
あらすじ
おまえが、おれを人間にしたんだ
軍事協定「ワールドリフォーミング」の撤廃。
情報戦争は終わり、日本政府は公安五係の解体を決定。
雁木十三郎率いる公安七係は、北方連合と手を組み、チャーチの制圧に動く。
散り散りになるサクラ候補生たちへ伝えられた
一嶋からの最後の指令は、
「生きていてください」─
そして
雛森千寿はメサイアである小暮 洵と、
チャーチで対峙する事になる。
ストーリーについて
今回で刻シリーズが終了、脚本演出の毛利さんと西森さんもこの作品を離れると発表されましたが、本当に彼らが始めたことを全て終わらせようとしている印象でした。第2世代の登場から始まり、彼らの卒業、第3世代の登場、その活躍について、その全ての最終回って感じでした。続けようと思えば続けられることだけど、これでメサイアというシリーズは終わりですって言われても納得できる終わり方。最後に護と有賀といつきを映像出演させるのもね。
どこをとっても「終わらせよう」としている感じが強かったですね。
OP、EDについて
OP雛森と万夜とレネが3人で戦ってるのなんかとても切なかった。音楽が止まって小暮が現れて戦闘になって。雛森と小暮で対峙してOPが終わるのめちゃくちゃ辛すぎたんだけど、めちゃくちゃ最高だった。常にOPで泣いてしまう…。
EDでは護、有賀、いつきも映像で登場して刻シリーズの終わり感がここでもありましたね。300人を相手に1人で戦う護は端末の淮斗に話しかける。有賀は銃を見ながらいつきもどこかで戦ってるんだろうな、と誰も悲しまない、苦しまない世界のために戦う。いつきは雪が降る中有賀を想いだれも悲しまない、苦しまない世界のために戦う。いつきの「さっみぃなクソ…」と「見つかったかぁ〜…」とその後の横顔がめちゃくちゃすきでびっくりした。あーいつきだなあ、と。
EDで第1ミッションが終わって、また4人で次のミッションに向かって走り出すところで終わるの、やっぱ西森さん演出最高だな、となった。本当に西森さんの本編最後の演出はいつも一瞬なのにハッキリ記憶に残る画なんだよなあ。
万夜とレネと小太郎
こんなスッキリと「3人でメサイア」って形の終止符を打てたのは太陽だった小太郎と第2の太陽になれるレネがいたからなんだろうなあ。全員陰キャの有賀間宮いつきとは大違い…(笑)
自分の中の小太郎が消えていく感覚に苦しむ万夜と万夜の全てを受け入れ家族のようになりたいレネ。ていうかレネぴめちゃくちゃええ奴…。初登場時からこんな良い奴いるわけないから絶対裏があるな!ってなってたけど()実は七係のスパイだったけど万夜に触れてメサイアとして生きていきたいと思うっていうただのめちゃくちゃ良い奴だった…。万夜にはこういう子が合うよね、やっぱ。
レネの「ごめんなあ、万夜。お前のメサイアになってやれなくて」で死ぬほど泣いた。小太郎が万夜の唯一無二の存在でそれを超えることはできないってわかっていながらも、その全てを包み込むレネぴ神では…。最後の最後で「お前らは俺が守ってやる」って言うレネぴも最高だな…。
及川と穂波
及川はさぁ、ずっとずっと穂波を信じてて、本当は今もまだ信じてるんだよね。穂波は人を救えるって。穂波が目指す「傷ついた人たちが誰も恨まない、傷つけない世界」をこれからきっと及川が受け継いでいくんだろうな。
罪を償うために自分の命を捧げていた穂波に万夜が「そんなの誰が望んでるの?」って問いかけるシーンすごくすきです。きっとこの言葉は万夜にしか言えなかった。及川も本当は穂波に命なんか捧げて欲しくなくて、ただ生きて償ってまた救って欲しかったんだろうなあ。
藤戸とラスール
彼岸花かっけえなオイ。わたしが山崎くんか菊池くんのおたくだったら絶対彼岸花のスタンド花出したいもんね…彼岸花のスタンド花取り扱ってる花屋調べたもんね…おたくじゃないのに…(笑)
ラスールはずっと真生光先生を敬愛していたんだろうなあというのが節々から感じられて、真生光先生が殺される場面はラスールが痛々しく感じた。裏切らなければならない、それはわかってるけど見ていられないっていう感じ。わざわざ銃を握り直したり、先生から目を逸らしたり。なんだか切なかった。先生の最期の「プリーズギブミーチョコレート」もね。
藤戸はメサイアに縛られず単独で自分の力だけを信じてるのが強さであり弱さだったなあ。
ガラ
今回ガラめちゃくちゃかっこいいな…。しかしなぜボスホートはみんなポエムを言いたがるのか…()
「祖国のために」という揺るがない信念で突き進むガラは本当にかっこよかったです。
雛森と小暮と園
ッハーーーーーーーなんなんだこの三角関係。小暮は記憶を取り戻すけど、使い捨てのクローンを作った一嶋、チャーチ、ひいては雛森への強い憎悪を抱き雛森を殺し、五係を潰し、「一嶋のクローンではない本当の自分自身」になろうとする。そんな小暮を雛森は必死に命をかけて救おうとするけど小暮には届かず。そんな中で園が北方への潜入を終えて帰ってくる。また背中を守り守られながら戦う喜びに触れてしまった雛森と小暮との対峙。
そりゃーーーーさーーーーーじゅん嫉妬しちゃうじゃん。「あいつを救えなかったけど、お前だけは救いたい」とか色々言ってたのに目の前で元メサイアと楽しそうに戦う雛森見ちゃったらさーーー嫉妬するじゃん。雛森、顔は良いけど頭は悪い(やめろ)。というか元から園に洗脳されてたんだろうな。園がいないと生きていけないように少しずつ蝕まれていたんだろう。雛森はとても弱かった。今までは飄々としていたけど、それは自分の弱さを、ユキを失った苦しみを隠すための仮面だった。仮面を剥がせる相手がいれば良かったんだろうけど、メサイアである小暮も弱くて、小暮を支えなきゃと思ってる内にどんどん仮面が厚くなって、仮面が厚くなる内にもうどうしようもなくなってて。小暮を自分が撃ち殺したことで仮面も全部剥がれてしまって無になってしまった。そこをまた園に付け入られ…って感じですね。
園は自分では無意識なのかもしれないけど支配することでしか絆を、愛を感じることが出来なかったんだろう。園と雛森がメサイアだった頃の話は描かれていないけど、その時もきっと園は雛森を支配していたんだろうな。雛森が園に「メサイアってなんなんだ」って問いかけた時、園は答えなかったんじゃなくて答えられなかったのでは。きっと園も「本当のメサイア」が何なのかはわからなかったんだろう。
雛森に撃たれた小暮は七係によって蘇生され、その中で雛森は自分を救ってくれたことに気付き、そこから雛森を取り戻すために翻弄する。自分を作った一嶋とも対峙する。実際は一嶋が北方に囚われている時にフォークス機関が一嶋の細胞を使って作ったんだけども。一嶋は小暮が自分のクローンだと知って助けるために五係に入れたのかな。「いつまで駄々を捏ねているんですか」は完全にパパでした…。「俺はお前と違う」「人は皆もがき苦しみながら誰かになっていく」クローンだからどうこう、ではなく最初から一嶋は小暮を1人の人間として見ていたんだろう。
「お前のおかげで俺は俺だと気付いた」「お前が俺を救ってくれた。だから次は俺がお前を救う」「お前が俺に人間だと気付かせてくれたのに、今度はお前が人形になってどうするんだ」小暮の必死の言葉を聞く雛森の表情が、雛森が人間になっていく姿がとても良かった。支配という愛が全てだった雛森がそうではない愛を知ったんだなあ。
でも小暮と雛森はどんな世界を作りたいんだろう。まぁ万夜レネにも言えることなんだけど、やっぱり4人ともまだ弱くて、信念は互いのために、という感じなので今後の成長も見ていきたいんだけどなあ。
「本当のメサイア」
本当のメサイアってなんなんだろうか。互いに背中を、命を預けられる関係っていうだけではなく。やっぱり心から対等に求め合い与え合い全てを受け入れる関係なんだろうなあ。雛森小暮はお互いがお互いを人間に戻して、お互いがお互いを救ったから本当のメサイアになれたんだろうか。園は支配という形しか取れなかったからメサイアになれなかったんだろうか。彼らの言う「本当のメサイア」が本当は何を指すのかなんてわからないけど黎明を迎えた彼らがまた観れるといいなあ。
色々思ったこと箇条書き
・やっぱネタ切れなんだろうな感が否めない…。北方の操り人形になったじゅんを雛森が救う話かと思いきや、元メサイアの操り人形になった雛森をじゅんが救う話だったのは、完全に悠久の有賀といつきのそれだし…。
・雛森小暮vs園のシーン。小暮が自分の銃を蹴って雛森に渡して雛森が二丁拳銃したあと小暮に返すのかっこよすぎて死んだ
・OPでメサイアについて銃(園の銃?)に問いかける雛森とEDで銃(これも園の銃だよね?)を見つめる雛森の手にそっと手を重ねる小暮の対比が美しい。雛森は本当はめちゃくちゃ弱い人間だからまだ園のこと捨てきれない部分があって、これからも不安定になるかもしれないけど、それごと全部受け止めている小暮がめちゃくちゃかっこいい。
・コードエッジかな?で、雛森のこと「チャーチのシステムが服着て歩いてるみたい」って表現があったけど、なるほどそういうことか。
・雛森の涙が本当に本当に美しすぎて芸術
・雁木さんがめちゃくちゃ良いキャラで大好きなんだけど、小暮を蘇生させたあと小暮が「俺は自分のメサイアに撃たれた」って言った時に「それは自分で望んだんじゃないの?」って言うの人生の深みすぎて感動した。
・ガラvsラスールの閉鎖都市出身同士の戦いがすごく美しかった。お互い祖国に対して思うことは同じで、方法が違ったから立場が違ってて、最後は2人とも祖国のために、となるの良いな。絶対に曲がらないガラの信念すごい。あと割と常に冷静でいたラスールがガラとの戦いの時は取り乱す、というか心がザワザワしているような感じがして、ラスールにもちゃんと祖国を想う気持ちがあるんだな、と思った。
・小太郎の背負い投げを万夜がやってるのエモエモのエモすぎる。しかもここはGロッソ。
・最後サクラ候補生4人が百瀬のスリッパで叩かれるところ雛森めちゃくちゃ笑顔で逃げてて超可愛い。小暮が叩かれて「なんで!?」ってなるの見ると帰ってきたんだなあって安心する。
・有賀もピーチ姫だったし、きっと雛森もピーチ姫。今回は百瀬もピーチ姫(意味が違う)
・初日カテコで一慶さんが「メサイアスーツ着れてカテコに立てて良かったな!」って言った後のしんちくんの「うんっ♡♡」が可愛すぎた
・2日目マチネのカテコで一慶さんたちが「よっ!カレージン!」ってひたすらイジってんのオモロだった。ラスール・ミハイロヴィッチ・カレージン一生覚えられんと思ってたけどあれで覚えたわ()
・東京公演3公演しか観てないんだけど、どんどん熱量があがっていっててこれ凱旋楽になったら沸騰してるんじゃないか
・凱旋までに刻シリーズ見返したい…(いつも同じことを言っている)
・ゲネプロ動画がきてしまったなあ、、
『メサイア-黎明乃刻-』公開ゲネプロ丨エンタステージ - YouTube
うん、でもやっぱり「終わり」を感じる黎明乃刻でした。ひなじゅんのサクラスーツも、まよれねのサクラスーツも見たいよ……………。
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星座の導きで、今 〜舞台Starry☆Sky〜
こんにちはこんばんは。
舞台スタスカ観てきました!!!!!!
わたしスタスカは原作厨なんです。それこそ10年前初めてやった乙女ゲームがStarry☆Sky in springでした。春から始まり夏、秋、冬、後春、後夏、後秋、後冬と全部やりました。星座彼氏も星座旦那も他のCDも多分全部持ってる。そんなスタスカが舞台化されました。そしてそこに推しが出演していました。しかもわたしの推し攻略キャラで。*1
本当にキャスト発表の時は「橘りょう」って名前五度見したし、木ノ瀬梓役ってのも五度見したし、これはわたしの知ってる橘りょうじゃないかもしれない(?)って思ったし、息の仕方も忘れたし心臓も止まった。そのぐらいの衝撃でした。二次元の推しを三次元の推しが演じるのが初めての経験だったので本当にどうすればいいのかわからなかった*2。
推しと梓はまず顔が違うし(当たり前)、あの髪型似合うのか不安すぎたし、そもそも顔が違うから()ちゃんと受け入れられるのか、受け入れてもらえるのかものすごく心配だった。でも、ずっと推しを観てきて、彼は演じるキャラクターに本当に愛情を持って、めちゃくちゃ真っ直ぐにそのキャラクターとして生きてくれるし、完全にキャラクターが憑依することを知っていたので、演技面での不安は全くなかったです。CV:福山潤氏のキャラクターやるの3回目だしね…(笑)だからきっと推しならちゃんと梓として生きてくれるんだろうなあとは思っていた。でも、それでも言いようのない不安は始まるまでずっとあったけど。
二次元の推しを三次元の推しが演じるのってほんとにすごいね。うまく言葉にできないけど、すごく複雑な気持ちでした。いや、でもすごかった、うん。
前置きが長くなってしまった…。とりあえず舞台のこととキャストさんのことをつらつらと書いていこうかと思います。
ストーリー
『君に会いに飛んできたんだ。相変わらずかわいいね。』
今日は年に一度の七夕。
去年の春、3ヵ月だけ星月学園にいた土萌羊がアメリカから夜久月子に会いに戻ってきた。
学園に揃った13人が月子を喜ばすためにある計画を考えていた。
~七夕の日、ベガが放つ『織姫の微笑み』と呼ばれる特別な光を浴びた願いは必ず叶う~
そんな話をしながら色とりどりの短冊とペンに願いごとを書き、天羽翼の発明したロケットに短冊を入れた月子とみんな。
空の上まで直接願いを届けに行け!!と、ベガを目がけて発射した次の瞬間、空で爆発が起こり時空が歪み、ブラックホールに吸い込まれるように闇に包まれていく。
そして……ベガが……消えた……?
散り散りになった13人が再び目を覚ました世界は、月子がいない世界だった。
原作から1年後の星月学園でのお話です。ストーリーのまんまだけど、七夕パーティーしてて短冊に願いを書いて翼のロケットにいれて飛ばしたら案の定()爆発、そしてベガが消えてしまい月子が存在していないパラレルワールドに飛んでしまった13人が月子を取り戻すために奔走するお話です。これ以上でも以下でもない(笑)
脚本、演出について
大団円でうまく纏めてはいたなあ、と。登場キャラクターが多いし、かなり個性のある方々ばかりなので、全員一緒となると結構難しいと思うんですけどちゃんと個々で見どころもあったし綺麗に纏めてました。そこはオリジナルストーリーの強みですね。一部回想シーンがあって、原作の内容掻い摘んでたんだけど正直そこはあんまりいらなかったかな、と…。勿論原作厨にとってはゲームで見たあのシーンが、っていう嬉しさはあるんだけど掻い摘みすぎてそこに至るまでの色々があってこそそれが活きるんだよ!!みたいな感じもありました。あとは性質上仕方ないんだけど、夏秋冬が割と個々にスポット当てられてたのに対して春は幼馴染で完全纏まってしまってたから…可哀想だなというのはあった…。
スタスカって基本的にゲームが季節で分かれてるからあまり季節を超えた関係って描かれることが少なかったんだけど、今回舞台で色々な組み合わせを見れて新鮮でした。羊と郁の初対面とか、錫也と誉先輩とそらそらの腹黒トリオとか、四季と羊と月子と宮地の食いしん坊カルテットとか、すごく舞台ならではだなあと思いました。もちろん同じ季節内での関わりだったり、梓と翼の宇宙科天才コンビだったり、ぬいぬいとおーしろーだったり、お馴染みの組み合わせもあったりで良かったです。
円形劇場なのはすごく上手く使われてましたね。推しとプラネタリウムを見る舞台だった(?)ただ、円形だからやっぱりどうしてもキャスト同士が被ってたりで死角は出来てしまうし、ステージ自体が狭いからぎゅうぎゅう感があったり、永遠に尻しか見えないキャストがいたりして、そこは少し残念でしたね。わたしは1階席ABCDブロックと2階席座って色んな視点から観れたので良かったですが1回しか観ないのに推しがほとんどずっと反対側にいた、とかは辛いよなと思う。そういえば2階席良かったです。ステージ上全体観れてとっても見やすかった。通路演出は全然見えなかったけど(笑)あと1階席フラットだから、と心配してた方も多かったと思うけど、5列以降は椅子にクッション置いてて高さ出してたので6列でも全然見えました。ただクッションがめちゃくちゃ高くて足がギリギリ床につかないくらい(身長160cm後半のわたしで)だったのでしんどかった…(笑)まぁでもどこの席でも楽しめたのではないかと思います。すごく配慮されていた。
キャラクターについて
みんなクオリティはすごく高かったと思います。
東月錫也(國島直希さん)
すごく綺麗なオカンだった(笑)ジュウオウザワールドのイメージが強かったんですけど(笑)すごく錫也でした。月子たちを見守るオカン目線も、「月子のいない人生なんて俺の人生じゃない」と言い切ってしまうところも、戻ってきた月子に一番最初に駆け寄るところも、全部錫也だった。
七海哉太(田中尚輝さん)
いやまず顔が良いよね…(笑)哉太ビジュアルが天才すぎた。誰よりも強くて誰よりも弱くて素直だけど素直になれない哉太でした。「俺はヒーローになりたい」のシーンマジでウッ…てなった。「体弱かったからさ」で心臓のとこ掴むのはズルすぎるだろう。あと田中くんは身体能力が高いから羊との喧嘩のシーンとか宮地とのシーンとかすごい綺麗だな、と思いました。
土萌羊(糸川耀士郎さん)
糸川くん自身と羊がなんか良い感じにミックスされてるなあって印象です。まあわたし糸川くんそんな知らんのやけど(笑)素直で真っ直ぐで可愛い羊でした。糸川羊ちゃんってずっと呼んでた(笑)羊くんはやっぱり織姫と彦星感あるなあ。
金久保誉(阿瀬川健太さん)
いや、天才なの!?!??!越智さんが残念ながら降板されてしまって、阿瀬川くんが代役で誉先輩やるって聞いた時、わたし全然阿瀬川くんのこと知らないのに*3阿瀬川くんなら大丈夫か、、っていう謎の信頼感があったんですけど、その信頼感を大きく上回っていてほんとに天才すぎて驚きました…。立ち居振る舞い、話し方、全てにおいて誉先輩でした。いや、ほんますごかった…。しかもちゃんと「1年後の」誉先輩って感じでした。すごい、しか言えない…。
宮地龍之介(古谷大和さん)
むむ…むむむ…(笑)なんていうか、「む」を三次元化するとああなるんだな、って思いました(笑)舞台では割と月子に対するダメな部分が多く出てて可愛かったです。梓とのやり取りも可愛かったなあ。「絶対に取り戻すっ!」がわたしの中で1人流行語大賞でした(?)
木ノ瀬梓(橘りょうさん)
永遠にりょうくんがすきだった…(そういうことじゃない)いやぁ、でもほんと先程も書いたんですけど梓はわたしの推しなんですよ。で、りょうくんもわたしの推しなんですよ。推しが推しをやったんですよ。なんかもう色んな想いがあってものすごく複雑な気持ちです。なんかほんと、、、がんばってたなって、、、(笑)初日観た時は正直りょうくんが梓だという現実が信じられなくて、りょうくんだけど梓、、、梓だけどりょうくん、、、みたいな葛藤(?)があったんですよね。でも回数重ねる度にりょうくんもどんどん進化してて、すごくいい梓を演じてくれてて、ほんとうにすごいなあと思いました。終わった今もうまく言葉にはできないんだけど、りょうくんが梓やってくれて本当に良かったし、梓を好きでいて良かったし、りょうくんを好きでいて良かったな、と思います。
星月琥太郎(青木一馬さん)
三次元でパステルグリーンのパンツ履ける人ってすごいなって思いました(笑)良い感じに力抜けながらも、大切な人を失う怖さを知っている大人の部分があったり、珍しく教師っぽいこと言ってみたり、のらりくらりとしながらも落ち着いた振りしてるのがこたにいっぽくて良かったです。ノー靴下大変そうだな、と思いました(笑)
陽日直獅(輝山立さん)
第一声からめちゃくちゃ直獅でびっくり。動きも喋り方も全部直獅。ぬいぬいと会った時にジャンプしてドーンってするのとか、郁ちゃんに飛びつこうとするのとか、めちゃ可愛くてすきでした。あと直獅が持ってる闇の部分もしっかり出しててとても良かった。
水嶋郁(丸山ナオさん)
わたしの二推し!!!!郁ちゃん!!!!(笑)丸山くん久しぶりに拝見したんですけど、めちゃくちゃ演技うまくなっててびっくりした…。すごい郁ちゃんだった…すきだった…。羊とのやり取りが新鮮で良かったなあ。原作1年後だから月子によって変わった郁ちゃんで、羊を励ましてるのとか郁ちゃん成長したなあ、、って感慨深くなりました。
不知火一樹(杉江優篤さん)
いや〜かっこいいお父さんでした。思い悩む翼に「自分が信じられないなら父ちゃんを信じろ」って言ったり、ほんとかっこいい。杉江さん自身のアレ(どれ)も相まってぬいぬいのかっこいい部分と面白い部分とちょっと残念な部分と混ざりあってすごく素敵なぬいぬいでした。
青空颯斗(高本学さん)
いや〜〜〜〜〜わたし原作のそらそら本当に地雷で(笑)めちゃくちゃ無理なキャラクターだったんですけど、高本くんのそらそらはとても良かったと思います。まず顔が良いよね!(笑)腹黒トリオがタッグを組んだ時のぬいぬいへの睨みが最高に怖くてすきでした(笑)
天羽翼(桜庭大翔さん)
すっっっっっっっっげ〜〜〜〜〜〜翼!!!どんなに感情が上下してもずっと翼でこりゃ驚いた。割と今回のお話のキーパーソン的なところがあったし、翼の成長物語感もあったので活躍は多かったですね。梓とのやり取りも、ぬいぬいとのやり取りもとても良かった。カテコでお話されてた時地声が全然違っていらっしゃったので、ほんとすげーーーーなーーーーーと月並みな感想を持ってしまった。
神楽坂四季(榊原徹士さん)
顔が綺麗だなあ!!!!!カジキイエローとの差が半端ない(比べてはいけない)四季ちゃんもすごい四季ちゃんだったなあ。ストーリーテラーな役割なのが少し勿体なかったけど、月子を見守ってきた四季ちゃんにしかできない役割でしたね。
夜久月子(竹井未来望さん)
たいへん申し訳ないんだけど、ものすごい解釈違いでした…。わたしの中の月子はあんなに元気ではないしリアクションも大きくない…。まぁそこは仕方ない部分ですね。でも女の子1人で大変なことも多かっただろうけどすごく頑張ってたんだろうなあと思います。めちゃくちゃどうでもいいんだけど、未来望ちゃんってすごい良い名前ですね()
白銀桜士郎(鈴木翔音さん)
いや、本物すぎるでしょ…。おーしろーの動きも声色も完璧にこなしていた…。めちゃくちゃおーしろーでしたね。声帯が完全に諏訪部順一だった。こちらもまた誉先輩と同じくすごい、としか言えないですね…。
3バカ(犬飼、白鳥、小熊)(佐藤和斗さん、高橋凌さん、瑞野史人さん)
纏めてですみません…。舞台に3バカ出してくれてありがてえ、、、。月子がいない世界でも3バカは3バカで、あの子らはきっとどこの世界でもこうなんだろうなあってなんか安心しました(笑)3バカが愛されててうれしいなあ。
個人的にビジュアルが良かったのが哉太、四季で、演技面が良かったのが郁、直獅、梓、翼で、総合してすごかったのが誉先輩と桜士郎ですね。もちろん他のキャスト陣も良かったけど、特に。
各エンドについて
春夏秋冬四季で全部ダンス違うの普通に鬼畜すぎない?(笑)こちらとしては推しの色んなダンス観れてうれしいけどさ、役者にしたらめちゃくちゃ鬼畜だよね(笑)ダンスもそれぞれのキャラクターっぽい動きでやってたし大変だったろうな。推し、ダンスうまくなりすぎてて泣いちゃう。
各エンドのエピローグもそれぞれの距離感だったり関係性だったりが活かされてて良かったです。夏と冬は卒業ネタ持ち込むの辞めてくれ、泣いてまう。四季エンドの食いしん坊組も可愛かったです(笑)そういう組み合わせなのね?となった(笑)シークレットエンドはまぁ予想通り全員で帰るのだったし、ダンスもメドレーでまた全部ダンス観れて良かったなあ!OPにしろ、EDにしろ、ダンスめちゃくちゃ良くて最高な気分でした。
こんな感じですかね…。今回は本当に複雑な気持ちでした。今もまだやっぱり複雑だけど、毎日楽しかったし、またこうやってスタスカの世界に触れられたことは純粋にとてもうれしいです。10年という節目でこうやって舞台化されたのも、推しが推しを演じたのも、全てが縁だと思うので、スタスカにも推しにも出会えて良かったなという気持ちです。
推しの話に戻るけど、今回原作厨の方達にも「すごく梓だった」って言って頂けて本当にうれしいです。わたしも原作厨ではあるんだけど、如何せんりょうくんを推してる立場なので厳しい目線で見たり贔屓目で見たり、なんというかフラットに見ることは出来なかったので、そう言っていただけて安心しました。きっとスタスカで橘りょうくんを知ってくださった方もたくさんいると思うんですけど、本当に本当に素敵な役者さんなのでぜひこれからも気が向いた時にでも観に来てくださったらいいなあと思います。直近の舞台だと9月19日〜9月24日池袋シアターグリーンBIG TREE THEATERにて「星のバッキャロー!!」という作品に出ますのでぜひ(突然の宣伝)(笑)イベントでしたら8月3日に赤坂チャンスシアターにて「session vol.6」という即興劇イベントに出ますので(笑)1枚2000円でチェキも撮れますので何卒…(笑)自分が何者なのかよくわかんなくなってきたのでこの辺でやめておきます(笑)
そういえば「橘りょう」でGoogle検索したらめちゃくちゃ6〜7番目にこのブログ出てきてしまって風評被害で訴えられそうなのでちゃんと推しに謝罪会見します(?)すみませんでした()
基本Twitter回答ですが、何かありましたら。