STELLA

好きが君だけで溢れかえるまで

それは確かな愛だった〜COCOON〜月の翳り/星ひとつ〜

こんにちはこんばんは。

 

 

だいぶ日付があいてしまいました。

さて、今回はCOCOONのお話。相も変わらずTRUMPシリーズのネタバレ含んでおりますのでご注意を。

 

今回COCOONから初めてTRUMPシリーズに入った方はぜひグランギニョルを観ることをおすすめします。もちろん他のも観てほしいけど、最低限グランギニョルだけは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

月の翳り

TRUMPで仲違いしていたラファエロ・デリコとアンジェリコ・フラの過去の物語。繭期を迎えクランに送られたラファエロが一足先にクランへと来ていた幼馴染アンジェリコと再会するところから始まる物語。

何から書けばいいんだろうなあ。月は同期組の話もあるし、ティーチャー組の話もあるし、もちろんラファエロとアンジェリコの話もある。それらが全部絡み合ってストンと落ちる作品。なんというか、TRUMPシリーズで一番人間臭い作品でした。人間の話じゃないんだけどさ。「友情」であったり、「愛」であったり、「尊敬」「嫉妬」「執着」「憧れ」「恐怖」色々なものが混じりあった真っ赤な物語でした。

 

まず、同期組。ディエゴとジュリオとエミール。

ディエゴはなんかもう本当につらい…。上流階級の跡継ぎという立場を嫌い自由に生きたいんだと言いながらも、実はダンピールであり上流階級の貴族をイニシアチブで操り息子として育てさせていて。なんなんその生い立ち。その辺のヤンキーの頭みたいな感じで喧嘩も強くてカリスマ性もあって成績も良くて繭期とも上手く付き合っていて、でも奥底の自尊心とか自己肯定感はめちゃくちゃ低くて、それを表に出すことはできなくて本当は常に怯えていて、傷ついて苦しんで心は真っ赤になってしまっていて、って本当…なに…。ディエゴにとってティーチャー・ドナテルロとコクーンは本当に救いだったんだろうなあ。嘘で塗り固めて生きてきて、でも本当はその嘘の罪悪感で雁字搦めになっていて、そんな嘘を解放してくれたんだもんな。結末としては悲しい物語なんだけど、ディエゴにとってはきっとこれで良かったんだろう。決して救いではないけれど、彼にとってはあれが救いだったんだ。同期組に対して友情なんてなかったって言ったのも、ヘルクランに送られる時イニシアチブで父親の自分が息子だったという記憶を消したのも、きっと自分の責任を自分で果たそうとしたディエゴの優しさなんだろうな。ディエゴは優しい子だったな。

碓井くんちょーーー久しぶりに観たんですけど、本当に声が聞き取りやすいな。めちゃくちゃ安心して観てられる。素晴らしい。

ジュリオちゃんは絶対おたくみんな好きなやつ。一人称は僕ちゃん。ヒラヒラした袖に中性的な外見。ビジュアルが強すぎる。天才。そんなジュリオは毎日に退屈していて、とりあえず他の人たちよりは少しだけ面白いからって同期組とつるんでる子。本当の友情なんかじゃないって言うけど、ちゃんとこれが本当の友情だったってわかってる。TRUMPシリーズの「友情」ってかなり拗れたものだったり、到底友情とは思えない友情ばかりだったけど、ディエゴとジュリオとエミールの友情は確かにそこにある普通の友情だったと思うんですよね。「友達」だからこそディエゴに誘われてもそっちには行けなかったジュリオ。このシーン本当に好きだった…。きっとディエゴのとこに行くのすごい迷っていたと思うんですよ、ジュリオは。でも、それでも、友達だからこそ手放した。はぁ、苦しい…。本当にすげー話作るな末満は…。あと、今回初めて越繭する吸血種なんですよね。いやまぁ大人の吸血種は出てたけど、ちゃんと越繭してクランから外に出ていく吸血種が描かれるのは初めてじゃないですか。今回の事件は外部には伏せられたけど、今後全てを知ってるジュリオちゃんが血盟議会で色々暗躍してほしい。あと、越繭したら袖のヒラヒラが消えるジュリオちゃん、最後までビジュアルで殴ってきて天才。

亨くん、本当にものすごい良い役貰ったなあ。SPECTER再演のクラナッハと同一人物だって最初気付かなかったもんな…。これは売れたなと思った(誰)

エミールは何もしてなくても幸せでずっとふわふわしてて、繭月でものすごい癒し枠でした。自分は幸せだからみんなも幸せであってほしい、みんな友達でみんな仲良くしてほしい。ふわふわニコニコでとても良かった。

しゅとぴも久しぶりに観たんだけどエミールめちゃ好きだった。ウル(繭星)も良かったんだけど、個人的にはエミールのが好きだった。

 

そして、ティーチャー組。ドナテルロ回顧録のドナテルロがあんな変態だと思わんかった…()あんな美しい見た目しといてあんなキチガイ最高すぎません??繭期愛好者ってすごい言葉。ショタコンとは似て非なるものだけどなんかその言葉のイメージ的にはそうなりそう…(笑)兎にも角にも「繭期」というのは人を狂わせるなあ。

 

最後に主役であるラファエロとアンジェリコについて。TRUMPラファエロが灰になった後、アンジェリコが「僕が殺したかったんだ…いや、違う、お前は生きてなきゃいけなかったんだ。生きて、僕と血盟議会に〜」っていうセリフがあったので、昔は仲良かったんだろうなあとは思っていましたが、ここで過去が語られることになるとは。

ラファエロはずっと父親に「ウルを、デリコを守らなければならない」って言われ続けていて、期待に応えなければ、父親の思い通りの息子にならなければ、と雁字搦めになってしまっている。本当はなぜウルだけが甘やかされて、自分は厳しく育てられなければならなかったのか、本当にデリコを守らなければならないのか、色々な想いがあったけど、それを閉じ込めて必死に生きてきたんだろう。ディエゴとの出会いでラファエロは自由に憧れるけど、それは当然の摂理だよなあ。そういう出会いの中で、それでもやっぱり自分はウルを、デリコを守らなければならないんだという結論に達するラファエロもめちゃくちゃしんどい。ダリちゃんはさ〜〜〜、本当に素晴らしい人なんだけど、本当に本当に本当に壊滅的に子育てが下手なんだよなあ。きっとダリちゃんだって、ラファエロにそこまでの重圧を与えたかったわけではないだろうし、もっとラファエロが自由に生きても良かったのかもしれない。でも壊滅的に子育てが下手なので、ダリちゃんの想いは全く伝わらないんだよな…。本当に残念な人だ…ダリちゃん…。まぁダリちゃんの話はまた後述します…。「デリコデリコデリコデリコって!好きでデリコに生まれたわけじゃない!」というセリフはダリちゃんからラファエロに引き継がれ、そしてウルにも引き継がれていくんですよね。デリコの因縁。

あらきさんも久しぶりに拝見しましたがやっぱりうまいですよね。TRUMPのラファエロって強くて真っ直ぐで、まさに特級貴族って感じなんですけど、繭月では強さに辿り着くまでの弱さが描かれていて良かったです。

そしてアンジェリコ。わたし、ラファエロとアンジェリコの過去ってもっと仲良かったんだ(それこそ普通の友達くらいには)と思ってたんですけど、クランにおけるアンジェリコは、相手のことを考えず猪突猛進に向かっていっていて、完全にソフィを追いかけるウルであり、ひいてはTRUMPを追い求めるダミアンストーンで、いや、血…となってしまった。アンジェリコの外見もゲルハルト卿と同じ巻き髪に本当の父親と同じ黒髪でうわぁ…となった。ゲルハルト卿はアンジェリコ出生に関する負い目があるからアンジェリコに貴族のことやフラ家のことを厳しく言わなかったんだろうけど、ほんとダリちゃんといい君たちは子育てが壊滅的に下手だ…。それでも特級貴族の息子として気高くいようとするアンジェリコは完全に貴族のそれであったし、ジョルジュとモローをイニシアチブを使わずに屈服させるのは流石でした。

キャストが出た時点で、「うわ、絶対安西くんがアンジェリコちゃんやん…それ以外ない…似合う…」とは思ったんですけど、本当に本当に素晴らしいアンジェリコちゃんでした…。繭月の猪突猛進なアンジェリコから、繭星の狂ってしまったアンジェリコまで、さすが安西慎太郎…と思わせられました。

 

月の翳り、兎にも角にも青春学園ストーリーでした。TRUMP時代のクランよりも、もっともっと等身大の繭期(というより思春期に近い気がする)の少年たちがそこにいたなあという印象。前述のとおり、とても人間臭い作品だった。

 

 

星ひとつ

ウル・デリコのお話。というよりこれはもうSPECTERとグランギニョルを盛り込んだTRUMPウル視点+ダリちゃん視点。リバースっていうわけじゃないけど、TRUMPトゥルリバ合わせて1つのものとしてのリバースって感じ。

大まかなストーリーはほぼTRUMPで、アレンの話が引かれ、そこに補足のようにダリちゃんの話が入ってくる感じですね。開演してすぐ、グランギニョルでウルにかけられたイニシアチブのシーンから始まって秒で死んだ。キャスパレで号泣した。TRUMP単体で見てもしんどい話なんだけど、そこにグランギニョルを混ぜてくるともう本当に…ねえ?

まずは、臥萬里くん。とりあえず顔が美しい()キャスパレで隣に再演SPECTERのハリエット衣装があったり、ソフィを見て「姉さんに似てるな」って言ったり、今までのTRUMPの臥萬里よりもSPECTERのノームが成長したという流れがはっきり出てました。大切な姉さんの息子だから、自分が名付け親だから、ソフィを守ろうという想いがものすごかった。クランに潜入するヴァンパイアハンターをやりたがる人は少ないけど希望して来たってことはやっぱりソフィがクラウスのいるクランに送られたことを知ったからなんでしょうね。言ってはいないけど、我守護感が強かったなあ。

クラウスは今回アレンの話が割愛されている分本当にただの不思議なちょっと頭のおかしいティーチャーという感じでしたね、最初は(重要)。アレンがいないのにアレンの話に説得力を持たせるのめちゃくちゃ大変だろうなあ。わたしは陳内クラウスが最高最強だと思ってるので今回観れて良かったです。ソフィという星に手が届いた後の笑顔が本当に気持ち悪くて好きなんだ。

ラファエロとアンジェリコについては繭月を観てから繭星を観ると、あんなことがあったからこうなったのね…とか、あの言葉の裏にはこんな想いが…とかっていうのがわかって余計しんどくなった。ラファエロもアンジェリコもああするしかなかったんだろうなあ。

ウルは最初NU版TRUMPの早乙女ウルに近いかなって思ったんですけど、これはやっぱり早乙女ウルともまた違う宮崎ウルだなあとなりました。なんかしゅとぴしばらく見ない内に演技の幅がものすごい広がっててビビる…。すごい…ウルだ…となった(語彙力)。みんなに慕われる人気者のデリコ家の息子でありながら、常に死に怯え、もう何もいらないから永遠の命だけを、と嘆く姿は本当に悲痛だった。

ソフィは今までのTRUMPのソフィよりも孤高という言葉が似合っていた。まぁそりゃそんなソフィが嫌で施設を逃げ出すダンピールもいるよねって納得してしまうくらい。どうしたってウルが憧れてしまうのも痛いくらいわかる。

繭星では今までのTRUMPよりも、ウルのソフィへの強い憧れ→つきまとう→ソフィの困惑→ソフィもウルを友人だと認め始めるっていう流れがスムーズだったような。今までのTRUMPってなんかソフィのウルへの想いの描写が割と少なくて、ソフィがあそこまでウルに執着することに繋がりにくかった気がするんですけど、繭星はウルに惹かれていくソフィの様子も見えて良かったです。クランが焼け落ちて炎が落ち着くまでずっとウルの亡骸に覆いかぶさってソフィが守っていたのも、とても説得力があった。そして今回はトゥルリバで輪廻しないので、ウルは最期「もし生まれ変わるなら、僕は、君に…」で終わる。ソフィはここからずっとソフィとしてウルを求めながら永遠を生きていくんだな、と改めて思いました。ここからマリーゴールドとLILIUMに繋がっていくんだよなあ…。

あと、ウルもソフィも身体能力が鬼で殺陣がすごかった。しゅとぴのジャンプも久しぶりに見たけど相変わらず高い高い。5mくらい飛んでるんじゃないかと思ってしまう()

そして、ダリちゃんですね。も〜〜〜〜本当にこの人はとんでもない。繭星ダリちゃん視点で語られることも多くて、それはつまり登場シーンが格段に増えてるわけなんですけど。どれもこれも本当にしんどいんだよねえ…。ウルへのイニシアチブから始まり、ソフィがいた孤児院の院長がダミアンストーンだったり(つまりソフィがクラウスがいるあのクランに送られたのはダミアンストーンの思惑)、クラウスとの対峙だったり、息子たちの死だったり…。クラウスとの対峙はなんかもうすごいよな…。跪くダリちゃんなんか滅多に見られないだろうし。そもそもダリちゃんは根底ではきっとTRUMPを憎んでると思うんですよね。TRUMPがいなければダミアンストーンもおらずフリーダ様を失うこともなかったし、ウルの悲劇的な出生もなかった。直接的な原因ではないにしろ、元を辿ればTRUMPの存在があるからであって、でもそんなTRUMPを監視し心の平穏のために守らなければならない彼の苦しみはどれほどのものだったんだろう。TRUMPもソフィもどうでもよくて、ただフリーダとの約束を守って、ラファエロとウルを育てていきたかったんだろうなあ。まぁ息子たちにはその想い全然伝わってないんですけどね…(笑)ウルの秘密が暴かれた後の「恥晒しは俺か…」って言うのも本当に本当につらいんだけど、そう思うならラファエロにもちゃんと言ってあげなさいよ…となるもんな。本当に壊滅的に子育てが下手だ…。息子たちは愛されてないって思ってただろうけど、ちゃんとそこに愛はあったので、ラファエロが灰になった後呆然としているダリちゃんが本当に切ないんですよね。あそこでフリーダ様の言葉が出てくるのもめちゃくちゃずるいんですけど。

そして、全繭期の方達が一番泣いたと思われるウルの亡骸を抱きしめるダリちゃん。「ウルの死を嘆くな」「ソフィはお前を助けようとしてくれたんだな」「いい友達を持ったな。それをクズだなんて言って悪かった」「お前のその手は星に届いてた」「お前は絶望のイニシアチブに負けなかった」「お前の死は希望なんだ」こんなん涙腺死ぬしかない。血の繋がりもない、しかもダンピールの息子にこんなこと普通言えないじゃない…ダリちゃんの愛の深さがすごい…。本人には伝わってないけど…。本当に本当に本当に素晴らしい人なのに、本当に本当に本当に残念な人だ…。

 

ストーリーとしてはTRUMPなので、ダリちゃんコールも出来て良かったし、アンジェリコフィーバーもあったし、真顔でゴリゴリ踊る安西アンジェリコちゃんがじわじわきてしまった。

 

 

総括

わたしは月→星→星の順で観たんですけど、月→星は正解だったなあと思います。月を観てから星を観ると前述したようにラファエロとアンジェリコについて深みが出ますね。COCOON発表された時はなんで2つに分かれてるんだろうかと思ったけど、この作品は2つで1つですよね。独立してるんだけどお互いがお互いを補完し合ってる。だから単独で観てもまぁ話はわかるんだけど、組み合わせることでより深くなる。

やっぱりTRUMPシリーズはものすごいなあ。越繭できる気がしない。

 

 

 

 

基本Twitter回答ですが、何かありましたら。

cさんのお題箱

推しの過去作紹介する

こんにちはこんばんは。

 

 

Twitterで#いいねの数だけ推しの過去作紹介するをやっておいて紹介するのをすっかり忘れていたのでやっていきたいと思います。

 

 

 

 

舞台アルカナ・ファミリア

わたしが最初に観た推しの舞台です。全てはここから始まった。

別にアルカナ・ファミリアという原作が好きだったわけではなく、推しが出るから観に行ったのですが(今思うとなんで舞台観る前から推しのことすきだったんだろうな?←)ま〜〜〜〜〜最高の舞台です。いや、最高の舞台でした。今はキャス変してしまったので、、、おれたちのレガーロ島はもうない、、、。一番すきなのは2です。23枚目のタロッコ。スピナー(演:武内恭彦さん)がすきすぎる(推しじゃないんか)。2まではオリジナルストーリーだったので原作やってない民にも優しかったです。3で突然原作の話ぶっ込んできて???となったけど。

推しはリベルタでした。リベルタちょうかわいい。

3ではお誕生日公演もあったりで懐かしいなあ。*1

 

舞台CLOCK ZERO〜終焉の一秒〜

推しを知ったきっかけの作品。これに関しては元々原作厨でした。原作ではビショップ推しだったはずなのに、推しの反逆者がだいすきすぎるんだよな〜〜。

ひとつの舞台で2ルートに分かれて日替わりでやってました。原作にだいぶ沿っている。壊れた世界からの帰還ルートと残留ルートがあって、Watch Overでは反逆者の帰還ルートやったんですけどまーーーーーーしんどかった。バットエンドっていうわけではないんだけど、、まぁメリバですね。反逆者ルート千秋楽で最後に反逆者の涙が床にポタっと落ちた時の光景が忘れられない。反逆者残留ルートを今すぐやってくれ、そこだけは頼むよえ〇げきさんよ。

未だにこの反逆者フライヤー部屋に貼っている(笑)

 

君死ニタマフ事ナカレ零

漫画を本屋で見かけて気になっていたら推しが買っていて、それが舞台化されて推しが主演だったやつ()まぁ舞台は原作の前日譚なんですけどね。

兎にも角にも推しのビジュアルが最高で、キャラクターも最高だった。未だにわたしの中でこれを超えるのがないくらいすき。

愛する人を守りたいが故に暴走して狂っていく推し最高でした。丸山くんのツイートにもあるけど、本番中暴走シーンで熱が入りすぎて一瞬失神してたらしい。アフターの握手会で「さっき一瞬失神してさ〜」ってめちゃくちゃ普通のテンションで推しに言われて!??!!?ってなった(当たり前)

やっぱり推しが演じてきた中でハクジくんが一番すきだなあ。

 

舞台プリンス・オブ・ストライドepisode2

降板した人の代役が降板してその代役(分かりづらい)で出た作品。プリステってみんな1年前からパルクールの練習して舞台に挑んでたんだけど、推しは代役の代役だったので3ヶ月くらいしか練習期間なかったんだよな、、、。それであのどぎつい舞台やったの本当にすごいと思う。

常勝市場。2にしか出ないのが本当に勿体ないくらい最高のチームでした。寛助(演:田口涼さん)がすきだった、、(推しじゃないんかpart2)

 

僕と君の物語

田中彪さん初脚本演出作品。推しを主演で作ってくれて有難い、、、。4本のオムニバス作品の中の1本だったんですけど、本当に毎日死ぬほど泣いていた。

大切な人には素直に想いを伝えなければならない。想いを伝えられることは当たり前じゃない。いつ伝えられなくなるかわからない。

「伝えたい想いも言葉も、あなたがいなければ意味がない」

やっぱり一度推しがいなくなった身からすると、伝えられるってことだけでものすごく幸せなことなんですよね。色々と考えさせられる作品でした。

 

舞台DAME×PRINCE

天才の舞台です。いや、マジで。

推し復帰作だったんですけどこれがまぁ天才の舞台だった。一生おもろいことしかなくて最高でした。永遠にダメステやってほしいもんな、、、。ダメステに関してはこっちの記事を見てもらった方が早い気がする。

お題箱やら何やらでお褒めの言葉もたくさん頂いて嬉しかったなあ。推し本人にも言ってあげてください!(笑)

そして、なんと!この天才の舞台が!第2弾として帰ってきます〜!!ぱちぱちぱちぱち〜!!

5月17日〜23日よみうり大手町ホールにて上演いたしますので皆様お誘い合わせの上是非お越しください!(誰?)なんと!ハイタッチ公演もございます!しかも!初演で物凄い爪痕を残したルオーシュ様(演:徳山秀典さん)がDAMEルートと千秋楽にゲストでいらっしゃいます!!!すごい!!!ルオーシュ様が来ちゃった!!!*2ヤバい予感しかしないですね。本当に天才の舞台なのでぜひよろしくお願いします。(ダイマ

 

 

 

 

 

 

と、まぁ最後のダイマが目的だったのですが(笑)推しの過去作を紹介させていただきました。推し、マジで役への愛が深くて深すぎて入り込みすぎてしまう(憑依型なので)くらい全力で演じてくれるのでとてもオススメの推しです(?)皆様よろしくお願いします(?)

 

 

7月にはStarry☆Sky舞台にも出ることになりましたので!

それにしてもスタスカわたし原作厨で攻略キャラの中では梓が一番すき*3なので、推しが推しをやるという衝撃がすごすぎた、、、。本当に呼吸困難になりました(笑)推しが推しをやるってすごいね、、、。でもきっと推しなら梓をめちゃくちゃ愛してくれて、最高な梓にしてくれると思うので!期待してます!楽しみだ!スタスカもぜひ観に来てください。よろしくお願いします。

 

 

 

基本Twitter回答ですが、何かありましたら。

cさんのお題箱

 

 

 

*1:諸事情(?)により推しは改名しています

*2:初演で毎回「来ちゃった劇場」というコント(?)を繰り広げていた

*3:ちなみに最推しは犬飼(サブキャラ)です。

秘密の花が綻ぶ〜SPECTER再演

こんにちはこんばんは。

 

 

 

SPECTER再演観てきましたので諸々。

TRUMPシリーズ他作品のネタバレ含みます。

 

というか重大なネタバレのないTRUMPシリーズまとめ記事を書きたいけど、明日から破滅の4月になるので書けるかわからない。病んだ。わたしは永遠の繭期を過ごしたいのに…。

 

 

 

 

 

 

キャスト

(敬称略。初演→再演)

臥萬里:中山義紘→松井勇歩

石舟:三好大貴→竹下健人

クラナッハ:竹下健人→田中亨

ヒューゴ:松井勇歩→井上拓哉

サトクリフ:杞山星璃→納谷健

バルトロメ:吉本考志→藤戸佑飛

グレコ:山田知弘→尾形大悟

カルロ:村川勁剛→星璃

シャド:中村圭斗→三好大貴

トルステン:岩崎真吾→吉本考志

クラウス:山浦徹→中山義紘

ノーム:井上拓哉→下川恭平

ローザ:永津真奈→松原由希子

ハリエット:丹下真寿美→齋藤千夏

ロダン:早川丈二→立川明依

 

ストーリー

についてはまぁ割愛で…。NU版TRUMPのようにギャグシーンを削ったSPECTERという感じで大元は一緒です。細かい部分がちょこちょこ変わってて、今後のことについての補足も出てきてた。

 

初演との違いやら諸々

・キャスパレ

なんといってもキャスパレ。キャスパレだけでいいから今すぐ動画公開してくれってくらいあと1億回観たい。でもあのキャスパレにSPECTERの全てが詰まっているから完全なネタバレになる。しかしほんとにかっこいいんですわ…。今までのシリーズ内のキャスパレの中でもかなり好きな方。そしてマリーゴールドの振り付けが入っているの恐ろしい。マリゴの振り付けのとこちょうど壇上にはクラナッハとハリエットいるし、親と子(アナベルとガーベラ、ハリエットとクラナッハとソフィ)の物語ってことか…そうか…。

・上手と下手が逆

すーーーーぐそういうことするーーーー!!!!!全部全部逆です。めちゃくちゃリバースって感じ。スペクター リバース。衣装も初演は青みあったのに、再演は赤みなのもリバースじゃん。うわあ。

・ノーム

ノームが子役になったことで説得力(?)が増した気がする。でもノームが萬里とリリーの子供設定はなくなったんかな。臥萬里の最期の台詞も変わってたし、そういう描写はなかった。

初演で産気づいたハリエットのことをクラナッハに知らせに湖の小屋に行った時の「メガネをかけて…どっちもかけてる!!」「クラ…クラなんとかはどっち!?」(クラウスとクラナッハが手を上げる)っていうくだりがめちゃくちゃすきだったのでそれがなくなってかなしい(笑)

あと最後石舟のこと石舟先生って呼ぶようになったんだよなあ。師匠…春林先生…うーん。

それにしても下川くんめちゃくちゃお芝居がうまくてたまげた。ノームって結構難しい役どころだと思うんだけどすごかったなあ。

クラナッハ

初演の時は最後だけ突然息子を守って自分の願いを押し付けるダメ親父だったんだけど(酷い)、再演では最初はハリエットに対してもたいして大きな感情はなくて、こいつ本当に愛とかあんのか?って感じだったけど、村が燃やされたあたりから徐々に人の心を取り戻していく感じがして良かったです。ハリエットが死んだ時も悲しいけどどう悲しんだらいいかわからない、と感情はあるけどそれを表現できない感じが、今まで研究に没頭していて、研究しかなかったと思ってたけど、実はそれ以外にもちゃんとあったんだな、という感じがして好きです。

見た目が超爽やかボーイなのに気が狂ってて最高でした。あの猫背も最高。

・サトクリフ

参謀ポジション敬語キャラになった…!そして納谷くん1人動きがプロ中のプロすぎてヤバかった。初演と性格かなり違うけど、これはこれで良いなあと思った。

弟のオズの能力について。5〜10分先の未来しか見えないって言ってるんだよなあ。ということはグランギニョルでのキキの未来予知とかはあの実験のせい?コクーンプロジェクト?

グレコ

めちゃくちゃきゃわたんな子になっていた…。一人称は「おで」。獲物に対してワンちゃんニャンちゃん呼び(というか動物の幻覚?)。パンフに「小動物を愛でる」って書かれてて可愛すぎて死んだ。いやでもこの子がキキと…?って考えたらうーん?とはなる。

大悟くんめちゃくちゃ顔がいいのになんで8割隠してしまうん?って感じだけどあのマスクなんだかんだですごく良かった。ちゃんと動きに合わせてマスクの口も動くのすごい。

ロダン

なぜ女性キャスティングだったのか未だに全然わからない。母親設定に変えたのかと思ったら普通に父親だったし。いや、かっこよかったんだけどさ…でも女性にした意味とは…?

・シャド

出番がめちゃくちゃ増えた。ので、その分カルロとトルステンを殺す時が可哀想すぎて末満を憎んだ(?)初演はローザしか見えない!って感じだったけど、今回はローザのことはもちろん好きだけど、カルロのこともトルステンのことも、他の村人のこともみんな好きだったんだろうなあって。カルロがシャドのことを「優しい」という理由もわかる気がした。しかし、ただでさえ惚れた女にめちゃくちゃ尽くしてるのに見向きもされず、惚れた女を守るために自分の手を血で汚したのに、最終的には「じゃあお前でいいや」とその他大勢以下のような台詞を吐かれて惚れた女を殺したくないのに殺さなきゃいけない(しかもその惚れた女は刺されたあとに笑う)っていう激重運命を背負っているのに…。それに加えてあのザマ…。我守護は絶対守れないフラグなのもうやめてくれ…。でも我守護言うシャドとても良かった…。

そして最後石舟の記録ではシャドも死んだと思われていたんだけど、仮面をつけた死人たちが出てくるシーンではシャドは出てこず。30日ソワレのカテコでも最後に死んだ人が仮面をつけて出てきたんだけど、そこでもシャドは仮面をつけておらず。これは…シャド…生きてる…??なんていうか一生幸せにはなれなさそうだけど、幸せになってほしいよな…。でもTRUMPシリーズのキャラクターとして生まれてしまった以上幸せになんてなれねえよな。末満が憎い。(2回目)もしかしてシャドCOCOONに出てくるのでは説を見て震えた。

・クラウス

え、最高ではないですか…??中山くん初めて拝見したんですけどバケモノだった(褒めてる)。今までのクラウスって絶対自分のアレンがいたけど、中山くんには自分のアレンがいないのに。なぜあんな顔が出来るんだ。完全にアレンを失って空虚のクラウスそのもので、口は笑ってるけど目は全く笑ってなくて、それどころか目は生きてさえいなくて、恐ろしくなった。なんていうか、どうしても今までのクラウスは思い浮かぶそれぞれのアレンがいて、あぁ…って感じになってたんだけど、中山くんのクラウスはその空虚がどこからきているのかわからなくて本当に不気味、という感じ。バケモノですわ…。

あと、今回最初からクラウスの演出(クラン脱走した繭期4人組に遭遇してヒューゴに刺されるけど、4人がいなくなったあとに起き上がる)があって、よりクラウスの恐ろしさが強調されていたように思う。最初のクラウスの起き上がるところの中山くんの動きマジでクラウスすぎてその起き上がりだけで恐ろしかったもんな…。とりあえず中山クラウスすげえ…。

・花のこと

花の名前言うのはLILIUMのおたくのトラウマになるのでもうやめてくれ()大阪初日は花の名前全部言っていたのに2日目から多分演出変更で名前が減った。リリー言わなくなったのは、永遠に枯れない花になったからかなとも思ったけど、他にも減った名前あったので…ハロプロ卒業した子がやっていた名前が消えてたから、アイドルを辞めたから花じゃなくなったということなのか…。

でも、クラナッハが「血の匂いかぁ…当たってるよ」って言うところ百合(リリー)持ってるの罪深すぎるよな。初日だけソフィに願いを託す時「リリーのような花を」ってリリー指定してたし、永遠に枯れない花…はぁ…。リリーといえば鞘師さんが復活されたようで。おめでとうございます。LILIUM再演…しませんかね…。

・殺陣のこと

足技が結構多くて良かったです。増えました?よね?あと石舟の槍が半端ねーーーーすき。長物扱う系キャラクターおたくみんなすきじゃん?(偏見)

・輪廻、というわけではないけれど

初演のヒューゴが再演で臥萬里やるのヤバすぎないですか?初演で自分がやってたことを全部受け止めなきゃいけないんだよ…。エモすぎる。でもこれがSPECTERリバースならヒューゴと臥萬里は対で正解だと思うんだよなあ。エモエモのエモ。輪廻であって輪廻ではない。

勇歩くんの臥萬里良かったです。初演より野性味が増していたし、初演よりガキっぽい気がした(笑)

 

総括

やはりSPECTERもしんどい。SPECTERとかグランギニョルとかマリーゴールドって単体で観るとハッピーエンドとは言えないけど希望があるように見える終わりだけど、シリーズ通すと全然希望なんかなくて上げて落とされてる感がすごいよなあ。今後のノーム(臥萬里)は…、石舟は…、ソフィは…、と考えると絶望しかないもんな。なんなん、末満?しかしSPECTER再演でまた追加要素とか色々あって、今後のTRUMPシリーズが不安すぎるな…。COCOONは…どうなってるの…。

今回周りの方たちがみんなSPECTERでTRUMPシリーズ初見だったので、SPECTERを最初に観る人の感想を聞けてなるほどなるほど、となりました。やっぱおたくの性癖に刺さるようで(?)みんなTRUMPシリーズ観たいと言っていたので、まずとりあえずTRUMPとLILIUMは観た方がいい旨を話しました(?)

わたしもはじめての繭期から入ったTRUMP新規なのでアレですが、COCOONに向けて整理がてらやっぱりTRUMPシリーズをまとめておきたいなあ。破滅の4月だけどがんばりましょう(?)

 

 

 

基本Twitter回答ですが、何かありましたら。

cさんのお題箱