STELLA

好きが君だけで溢れかえるまで

クソ舞台は可及的速やかに滅んでほしい

こんにちはこんばんは。

 

 

 

昔書いたクソ制作の話(糞制作には飽き飽きだ - STELLA)に通じるところもある。今回はクソ舞台について。まぁだいたいクソ舞台作るところはクソ制作だよね…。

 

 

クソ舞台クソ舞台言うけど一体何を指しているのか。脚本が良くない(話の意味がわからない、伏線回収できない、ごちゃごちゃしている、純粋につまらない、等)、演出が良くない(分かりづらい、観づらい、等)、役者が良くない(やる気がない、下手、等)、スタッフが良くない(手際が悪い、見積もりが下手、動けない、銭ゲバ乞食、等)、など色々とありますね。まぁ個人差はあるだろうけど。でもやっぱり一番は脚本の問題なのかなあ。演出でカバーしきれない部分も多いし。根本がアレだと入ってこないもんな。どう思います??(誰に聞いてるんだ)

とにかく、観ているのが辛い、出来れば観たくない、最後列でなら観てもいい、チケットを破り捨てたい、トイレに流したい、始まる前から帰りたい、2時間が永遠に感じる、等あればきっとそれはクソ舞台…。去年流行った(?)虚無リンピック([完全版]虚無リンピック2018〜若手俳優舞台編〜 - こちら私の遺言書。)とかそうですよね。おたくはクソ舞台に虚無を感じる。

 

 

何故1万払って無駄な2時間を過ごさなければいけないのでしょうか。制作サイドはめっちゃ面白い!と思っているのかもしれないけど、君らのオナニーに付き合わされる義理はない。

やっぱり俳優のおたくって推しが出ているものには通わなければいけない、お金を落とさなければいけないっていう気持ちが少なからずあるだろうし、その辺足元を見られがちなんですけど。おたくは毎日推しは観たい、推しを否定したくないっていうのと、この舞台もう観たくないっていう葛藤と戦ってるんですよね。舞台の否定=推しの否定ではないんだけど、でもやっぱり推しが頑張っているものに関して悪く言うのは心苦しいんですよ。それでもクソ舞台だったって言わざるを得ないんですわ。対価に見合わない時間を過ごして、推しだけが救いで、制作サイドを刺したくなって、虚無になって、しんどすぎない?観てると、段々こんなクソ舞台で頑張らなきゃいけない役者可哀想だなって思っちゃうもんね。役者は、頑張ってます、来てください、観てください、しか言えないもんな。

 

 

せめて対価に見合う舞台にしてくれ。できないならチケット代を下げてくれ。役者ばっかりに頼らないでくれ。〇〇がいるから集客は出来る、じゃねえんだよ。役者が良ければ良いほど脚本演出のアラは目立ちます。役者は頑張ってるしすごくいいのに可哀想で仕方ない。おたくも役者もみんな可哀想。誰も救われない。

 

 

「舞台」なんて趣味であって娯楽であって楽しむべきはずのものなのに楽しめないどころかこんな壁打ちしなきゃ精神の安寧を保てないなんて本末転倒すぎる。嫌なら行くなって?行きたくないけど、そこに推しがいるなら行きたいんだよ。推しには何の罪もない。

 

やっぱりクソ舞台が滅ぶべきなんだ。

 

 

 

 

 

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2018年ベストバイ色々

こんにちはこんばんは。

 

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

 

 

 

ということで2019年あけましたけど、2018年の話に戻ります。極上文學の感想もあげたいけど先に買ってよかったものたちを…。買ったわけじゃないものもある(?)

 

 

 

モノ編

 

女髪ブラシ

アヌシ 髪艶美人 女髪ブラシ TK-1101

アヌシ 髪艶美人 女髪ブラシ TK-1101

 

本当はタングルティーザーを買おうと思っていたんだけど、似たようなので低価格のものがあったから買ってみたら想像以上に良かった。軽いし持ちやすいし梳かしやすい。ちょい大きいから持ち運びには不便。

TANGLE TEEZER タングルティーザー ザ・オリジナル ピンクフィズ

TANGLE TEEZER タングルティーザー ザ・オリジナル ピンクフィズ

 

 

フェルゼアクリーム

フェルゼア クリームMNジャー しっとり

フェルゼア クリームMNジャー しっとり

 

ずっとユースキン使ってたんだけど、効果は良いけどベタつきと匂いが気になって乗り換えました。ベタつかないし、とぅるんってなる。とぅるんっ。

 

ナイトキャップ

渡辺直美さんがオススメしていて気になっていたので、某楽天スーパーセールで購入しました。これあるのとないのとだと全然違います。見た目アメリカのホームドラマのママみたくなりますけど()髪サラサラになるし、寝癖つきづらいし、寝る時に髪が顔にかからなくてストレスが減ります。さすがやで、渡辺直美さま…。

 

コスメ編

クラランス ダブルセーラムEX

神の液体。オイルセラムとウォーターセラムが混じって出てくる美容液。匂いが良い。オイル入ってるのにベタつかないし、乾燥しない。夏でも使える。高いけど永遠に使う。

 

トムフォード クリームカラーフォーアイズ 03スフィンクス

Amazonのはオパールだけど…。スフィンクスはピンクゴールドの偏光ラメ。

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魔法のアイシャドウすぎる。偏光ラメなので角度によって色が変わります。めちゃくちゃかわいいです、本当に。トム様最高。

 

NARS デュオアイシャドー 3930シルクロード

ナーズ デュオアイシャドー 3045 スラバヤ 4g

ナーズ デュオアイシャドー 3045 スラバヤ 4g

 

Amazonのはスラバヤだけど…。シルクロードはアイシーピンクとシャイニーローズゴールドです。

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指で左をアイホール涙袋にびゃーって塗って、右を二重幅と下瞼目尻にびゃーって塗るだけでアイシャドウ終わります。30秒で終わるのにツヤツヤでめちゃくちゃ綺麗。すごい。天才だと思う。ていうかNARSのアイシャドウ全部良い。

 

SUQQU デザイニングカラーアイズ 08 光焦

SUQQUは本当に上品で美しい。捨て色もないし、右上のラメが結構大粒なのでオンオフ分けて使うのにとても良い。SUQQUはクリスマス限定のアイシャドウパレットも買いましたけど、それも本当にかわいいです。使い勝手が良い。

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ゲラン ラ プティット ローブ ノワール リップカラーインク L110 オンフリーク

オンフリークはブラウン。

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ほんとーーーーーにこれつけるとオシャレになる。めちゃくちゃオシャレなブラウンマットリップ。唇染めるみたいな軽い着け心地。でも廃盤になるらしい。悲しい。匂いはtheゲラン。

 

舞台編

歌謡倶楽部 艶漢 第二幕

本当に本当に本当に楽しすぎてどんどんチケットが増えた()最初は1枚しかチケット持っていなかったはずなのに…。艶漢はシャブ。詩郎くんにハートのおひねり渡したり、安里ちゃんのおぱんつにおひねりねじ込んだり、巡査殿の胸元におひねり突っ込んだり、他では中々ない経験をさせてもらいました。本当にこれを考えた人、天才。キャストも天才。天才の舞台だ。

 

モーツァルト

ずっとずっとずっと待っていた作品。わたしが富豪だったら全通していた。全てが最高すぎてもう今すぐ再演してほしい。永遠に上演していてくれないかな…。ちょいちょいテレビにも出てくれたので嬉しかったです。やっぱり平野綾さんのダンスはやめられない最高すぎる。

 

BACK COAT

やっぱりひたすらこの作品出れてる役者ずるいなあという思いがありまして。めちゃくちゃ重いし、うわぁ…ってなるし、役者も観客もしんどいだろうけど、あれやってる推しがめちゃくちゃ観たい。ずるい。推し出てくれ。

 

RE:VOLVER

みんな大好き吉谷さんのオリジナル作品。しゃいこ〜〜すぎる舞台。少年マンガ的ストーリーと魅力的なキャラクターと激しいアクションと。再演まだですかね?

 

音楽編

ぼくのりりっくのぼうよみ

天才。天才すぎて辞職してしまう。「リプ欄の説教ババアうざすぎワロタ」という名言を残しめちゃくちゃ笑った。最高すぎるな。

 

MOSHIMO

ポップなメロディラインに少し棘のある歌詞と特徴的な声。歌詞が本当に良い。SHISHAMOと間違える人が多い。

ちなみにこのブログのbioの「好きが君だけで溢れかえるまで」は2個目に貼った「支配するのは君と恋の味」の歌詞から取りました。

 

SHE'S

ピアノロックバンド。ピアノが本当に良い。世界観に惹き込まれる。

 

 

 

番外編・2019年買いたいもの

Bluetoothイヤホン

持ってるんですけど、長さとバランスが悪くてすぐ後ろに引っ張られたりズレたりしてしまうので新しいのが欲しい。Bluetoothはやっぱり有線の煩わしさから抜け出せるのでめちゃくちゃ良いですね。

 

浄水ポット

突然実用的なもの(笑)水を入れておくだけで浄水してくれて美味しくなると聞いたので。蛇口につける浄水器使ってるんですけどやっぱり衛生的にはポット型のがいいかな、と。

 

フェイスパウダー

前はコスデコ、今はNARSのリフ粉を使ってるんですけど底見えしてるので…(笑)プードルにするかローラメルシエにするか悩んでいる。何かおすすめあれば教えてください。

 

アイシャドウ

トムフォードのハネムーンか、SUQQUの夕茜か深楓で悩んでいる。

【トム フォード(TOM FORD)】アイ カラー クォード (#4Aハネムーン)
 

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まぁ多分最終的に全部買うんだろうけど…()でも深楓よりは夕茜かなあという感じ。ネイビーがほしい。あと、Diorのバックステージのアイパレットもずっと買うか悩んでるので多分買いますね。コスメに関しては欲しいものしかないのでキリがない…。富豪になりたい。

 

猫(?)

おたくやめて猫のおたくになりたい(?)そのためにとりあえずペット可のところに引っ越しますね…。インスタで永遠に猫見てます。かわいい。天使。推しのTOより猫のTOになりたいもんな(?)

 

 

 

まぁこんな感じで2019年もゆるゆるやっていきますので、よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

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人間の裏の顔〜BACK COAT裏裁判〜

こんにちはこんばんは。

 

 

 

 

舞台「BACK COAT〜裏裁判〜」のお話です。

推し女優さんが出演されていて、わたしはなかなかタイミングが合わずその女優さんの舞台全然観に行けてなかったので、今回ちょうど行けるから行こうかな〜くらいの軽い気持ちでチケットを取りました。いや、もう、ちょっと後悔したもんね…。ものすごい作品でした。役者の熱量と、ストーリーの重さと、色々なことが相まって、なんとも表現できない感情になった。もっと観たかったけど、もう観たくないとも思える。推し出て欲しかったなあ()

ちなみに一部WキャストでわたしはBチームの方を観劇しました。Aチームも観たかった…。

 

 

あらすじ

とある事件に関する裁判が行われた。
犯人に下された判決は、無罪。
納得のいかない遺族は、バックコートという組織に新たに裁判を依頼。
そして集められた新たな裁判員たちにより、裏裁判が行われる。
裏裁判には三つのルールが存在する。

一つ、裁判員は犯人含む事件に関わる人間で構成されること。
二つ、判決は死罪か無罪かの二択のみ。
三つ、判決はその場で即刻実行される。たとえ、犯人ではなくても。

生死を賭けた裁判が今、開廷される。

 

出演

倉貫匡弘 / 瀬戸啓太(A) / 堂本翔平(B) / 田中稔彦(A) / 輝海(B) / 有馬綾香 / 倉持聖菜 / 矢島八雲 / 羽鳥翔太 / 創木希美 / 岡部直弥 / 中島一博 / 町田恵理子(A) / 茶谷優歩(B) / 中川絵美 / 才勝

(敬称略)

 

 

ストーリー

主人公(サク)の妹(リン)が首を吊って死んだ。その場に居合わせた家庭教師はリンを止めなかった、として裁判にかけられたが証拠不十分で無罪となっていた。その1年後、サクはバックコートという組織に裏裁判を依頼。バックコートは、サク、サクの友人タツヤ、家庭教師、家政婦、花屋の女性、配達員、家庭教師の裁判を行った裁判長、家庭教師の弁護士、飲み屋の店員などといったサクとリンに関わりのある人物たちを集め裏裁判を開廷する。

開廷後、まずバックコートは第一の判決を取る。「家庭教師が有罪だと思う人は挙手を」最初に家庭教師が自ら手を挙げ、他の人もぽつりぽつりと手を挙げていく。手を挙げなかったのはサクとタツヤ。*1家庭教師が無罪だったことに納得が出来ないがための裏裁判ではなかったのか。そう喚く裁判員たちにサクは「自分が旅行に行き不在だった間に、リンが何故死んだのか、その日何が起きたのか、それが知りたい」と話す。

 

ひたすら謝る家庭教師。早く裁判を終わらせたい裁判員たち。死刑となった場合その場で即刻執行されると聞き動揺する裁判員たち。なかなか話が進まない中で、リンが死んだ時の再現をしよう、という流れになる。そうしていく中でどんどん隠していた顔が現れる裁判員たち。

髪をひとつにまとめていて大人しい女性と見えていた家庭教師は、髪をほどき水を一気飲みしペットボトルをテーブルに叩きつけ「ええ、死ぬところずっと見ていましたよ。憎んでましたから、リンさんのこと」と冷たく言い放つ。サクにとって可愛い妹だったリンは、サクの躾が厳しくなっていったこととともにサク以外の人物に対して非常に凶暴な一面を表出していた。暴力、暴言、脅し、それによって疲弊していた家庭教師、家政婦、花屋の店員、配達員はリンを殺そうと目論む。弁護士たちも実はそれに協力しようとしており、どんどん裏の顔が暴かれていく。そして皆、「自分だけが悪いんじゃない」「有罪にはしないでくれ」と泣き叫び喚き散らす。

 

そして、サクの友人のタツヤ。「俺はお前の挙げた方に挙げる」「昔いじめられてた俺を助けてくれたから」とサクの味方をしていたが、これもまた裏の顔が暴かれる。リンの「兄が大好きで、幸せになってほしい」という想いと、ほんの少しだけあった悪を利用し唆して、前述の4人に対する凶暴性を発現させたり、リンに首吊りゲームを提案したりしていた。それは恵まれた環境にいるサクへの羨望、理不尽さ、一度自分を忘れていたことへの悲しみ、憎しみからきているものだった。でも、それでも、本当にリンが死んでしまうなんて思わなかった…と、暴かれた裏の顔のそのまた裏にある感情。

 

実はリンは自殺だった。サク宛に遺書を書いており、サクはリンが自殺だったことを知っていた。リンに関わった人すべての真実を知り、サクは自分が有罪だ、と話し刑が執行される。

 

 

といったクソクソクソ重い話でした。ワンシチュエーションの会話劇、だったはずなんですけど、1人1人裏の顔が暴かれていく中で掴み合い、突き飛ばし、衝突し、で全然「会話」劇じゃなかったです(笑)終演後の面会で推し女優さんも「会話劇ってなんだろうね…(笑)」と言っていました(笑)公演中、壁に激突して顔が腫れて冷やしながら帰った日もあったそうです…。これを1日3回まわしするのしんどすぎるでしょうよ…。

 

もう少し踏み込んだ感想も。

 

サクについて

サクはリンが自殺だったことは知っていた。けど、リンの凶暴性については全く知らなかった。そして、その凶暴性を自分が生み出してしまっていたことも。

度々、回想シーンが入るんですが、その中でのサクとリンって本当に可愛らしい兄妹なんですよね。サクはリンのことが好きで、リンもサクのことが好きで。大好きなのに、ほんの少しずつ間違っていってしまった。お互いに、そして周囲も、ちょっとだけ話をすればこんなことはきっと起こらなかった。

サクは最初からこの裏裁判で死にたかったんだろう。リンの遺書には「お兄ちゃんが幸せになってほしいからそのために離れる。」とあった。「うちがいるとお兄ちゃんが幸せになれないから。」とも。でも今のサクの幸せはきっとリンと暮らしていくことだったんだろう。

サクは倉貫匡弘さんが演じていらっしゃったんですけど、倉貫さんめちゃくちゃほの暗いお芝居合いませんか????明るさの中にほの暗さを含んだお芝居がめちゃくちゃうまいなあといつも思っていたんですけど、今回のサクもほの暗くて、何を考えてるのかよくわからないそんな役だったんですけど、本当にぴったりでした…。それにしてもわたしが倉貫さん観たの、club SLAZY、艶漢、BACK COATと全部ほの暗いお兄ちゃんだ…(笑)

 

リンについて

倉持聖菜ちゃん演じるリンちゃん、本当にすごかったんですよ。先程も書いたように、サクとの回想シーンでは可愛らしい兄妹で、お兄ちゃんのことが大好きな可愛い妹。一方、家庭教師には弁護士との不倫について脅し、家政婦には家政婦が大切にしている父の写真を破り捨て頬をひっぱたき、サクに好意を抱いている花屋の店員には掴みかかり「お兄ちゃんはお前みたいなケバい女好きじゃないから」と言い捨て、配達員には荷物を踏み潰し無免許運転について脅す。可愛い妹と暴力的な子供とのギャップが凄すぎて怯えるほどでした。「お前の席ねーから!」レベルの(古い)言い捨てぶりで本当すごかった…。

リンは本当にお兄ちゃんが大好きで、お兄ちゃんに幸せになってほしくて、でもどうしたらいいのかわからなくて、お兄ちゃんを独占したくて、自分の中の暴力的な部分を自分でもどうにもできなくて、それをお兄ちゃんに知られたくなくて…とずっと悩んで悩んで悩んで、お兄ちゃんのためにできる最後のこと、それが自殺だったんですね。サクのところでも書いたんだけど、やっぱりリンもちょっとだけ勇気を出して話していれば、こうはならなかったんだろうなあ。

 

タツヤについて

「保育園の時に仲良かったのに、次再会した時俺のことを忘れてたから」ってそんな理由で憎む!?!???!っていう気持ちもあったのですが(笑)まぁタツヤは恵まれない環境で育ってきて、苦しみながら生きてきたっていうのもあるからなんでしょうか。ちょっとこの理由だけはスっと入ってこなかったんですけど、憎みながらもサクとリンと仲良くしていく中で、憎しみだけではない感情も生まれていて。リンの凶暴性を助長するよう唆してはいたけども、リンが自殺するきっかけを作ってしまったことを悔やんだり、そもそも忘れられてて悲しかったというのはそれだけサクのことが好きだったからですよね。サクもリンもタツヤもみんな結局すれ違ってばかりだったんだなあ。

タツヤはWキャストで、わたしは堂本翔平くんで観たんですけど、タツヤの裏の顔が暴かれていく中で、タツヤ笑ってるんですよね。面白くておかしくて仕方ないっていう笑い方で。そこからのタツヤの怒涛の告白が本当にすごくて。もはや狂気。周囲を嘲笑って、でもきっと自分で自分を一番嘲笑っていて。本当にすごかったという言葉しか出ない。

もう片方のチームの瀬戸啓太くんも観たかったですね…。

 

最後に

本当に重くて苦しい作品でした。誰しも裏の顔があって、それが暴かれていく瞬間、人間の本質が見える。何度も言うけどこれ3回まわしは絶対演じる方も観る方も辛いから辞めてあげてほしい…(笑)

その日、その時、感じるままに動け、と演出家さんに言われていたようなので各回全て違っていたんだと思います。やっぱりもっと観たかったなぁ、いや、観たくなかったなぁ、を繰り返しています。でも観れて良かった。何度も観たことのある役者が多かったんですけど、また違う一面も観れたと思います。それも裏の顔かな。

DVD化されないのが残念ですが、きっと映像で観てもこの作品の魅力は半減されてしまうんだろうな。とにもかくにも、お疲れ様でした。

 

 

 

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*1:タツヤは裁判が始まる前に、「俺は何があってもサクと同じ方に挙げる」と話していた。