始まりの一歩だ〜錦戸亮ライブツアーNOMAD〜
こんにちはこんばんは。
ソロライブって2006年以来だから13年振りなんですよね…感慨深い。
錦戸さんについてはだーーいぶ前に少しだけ書いたんだけど、錦戸さんは全ての始まりで、「わたし」という人間の大部分は錦戸さんで構成されていて、それは一番すきとかそういうことではなくてもうわたしの一部として存在しているんですけど、今回ジャニーズを辞めてこうやってライブして、それを観て改めてそれを色濃く感じました。わたしの20年も、彼の20年も、何も間違ってなかった。
わたしが錦戸担をバリバリやっていた頃は、まだわたしもガキだったので彼が好きだって言っていたものは全部試した。彼が好きな音楽は全部聴いたし、彼が読んだ本は全部読んだし、とりあえずすべてを真似してみた。そうしたらいつの間にか彼の好きなものはわたしの好きなものになっていって、それが当たり前になってた。だから今回錦戸さんが好きな音が溢れ返っていたあの空間がとても好きだった。あぁ、わたしはやっぱり錦戸亮が好きなんだな、あの人が好きだと思うものはわたしも好きだってもう遺伝子レベルで組み込まれているんだな、と思った。
いつしか、同族嫌悪ではないけど彼が嫌いになった。世界で一番大好きで、世界で一番大嫌いな男でした。とんでもない矛盾なんだけど、この言葉でしか表せられないんですよね。でも「大好きで大嫌い」って一番心をかき乱されるんだと思ってる。両極端な感情と一緒に今回のライブを見れて良かった。大好きだけでもなく、大嫌いだけでもない、大好きで大嫌いだからこそ今わたしはここに立っていられるんだと思う。
彼は芸能界に入ってからずっと「アイドル」で、それを否定するわけではないしアイドルだった錦戸さんもすきだったけど、やっぱりずっと縛られていたんだなあと改めて思いました。「アイドル」ってやっぱり「偶像」なんだと実感しました。
「アイドル」っていうしがらみがなくなった錦戸さんはわたしが一番好きな錦戸さんでした。