ライブビューイングは観劇なのか
こんにちはこんばんは。
推しくんの舞台が終わってしまって絶賛ロス中です。愛が溢れて止まらない(?)
それはさておき。今回はライブビューイングのお話。
最近舞台のライブビューイングって増えましたよね。わざわざ劇場へ行かなくても近場の映画館で観ることができる。ライブビューイングがあることによって、より多くの人がその作品、出演者に触れることができる。どうしてもチケットが取れなかった公演を観ることができる。安い費用で観ることができる。
うん、便利だ。便利だよね。
ライブビューイングができたことで、きっと舞台というものが身近なものになった人もたくさんいるのだと思う。
ただ、私はライブビューイングを観劇に含めていいものなのか若干の疑問を感じます。
言ってしまえばライブビューイングなんてDVDを大画面で観てるのと同じことですよね?必ずしも自分が観たい部分が画面に映っているとは限らない。
やっぱり舞台って生物だから、劇場で役者の息遣いや空気を感じてこそのものだと私は思っています。ドラマと舞台の違いもそこですよね。目の前で繰り広げられるリアル、それが舞台の魅力だと思うんです。DVDでもそうだけどやっぱり映像では、その場の臨場感や迫力は薄くなる。ライブビューイングは確かに映画館でやる分自宅でDVDを観るよりは迫力を感じることができるかもしれない。でもそれは目の前で観ることには決して勝らない。
劇場での一部分をくり抜いただけのライブビューイングを観ることは観劇なんでしょうか。よく観劇歴とかにライブビューイングを書いてる人を見るといつも疑問に思ってしまいます。それを観劇に含めるのなら、家でDVD観るだけでも観劇だよなぁ。
私はできるだけ観たいものは劇場で観るようにしてます。というかライブビューイングという選択肢がない。ライブビューイングに行くなら劇場に行くし、劇場に行けないならDVDでいいやって思ってしまう。
ライブビューイングが悪いわけではない。むしろ便利で素晴らしいものだと思う。でも結局ライブビューイングって茶の間が遠巻きに見ているだけのものっていう感じがしてしまって。ライブビューイング観ただけでドヤ顔でその舞台について語られてもちょっとなぁ、という印象があります。
ライブビューイングでいいや=劇場に行くほどの期待値がないってことだと私は判断してしまうんだけどどうなんだろうか。これも所謂「行けないけど応援してます」問題の一部でもある気がする。ライブビューイング行ってるだけましなんだろうけど。