STELLA

推しが生き返った

哀しくて、美しい。〜東海道四谷怪談

こんにちはこんばんは。

 

 

 

砂岡事務所プロデュース「東海道四谷怪談」観てきました。

 

 

 

 

今回の四谷怪談、衣装が洋装/和装の2種類あり、わたしは洋装ver.を観てきました。衣装の違いだけで内容は同じでした(はず)。諸事情により*1遅刻したので最初10分ほど観れてないです…。

 

 

四谷怪談と言えばみんな知ってると思いますけど、伊右衛門とお岩ですね。

伊右衛門役の平野良さん。多分メサイアぶりに観ました…。相変わらず演技がえげつなかったです(褒めてる)。自分の邪魔になったらなんの迷いもなくすぐ人を殺すわ、義理よりも自分の欲望を優先するわ、冷たくて狡賢くて本当にただのクズなんだけど、そういうクズだからこそ出せる色気。きっとあの色気は平野良にしか出せない…。喜兵衛に貰った薬*2をすぐそばにいるお岩に手渡せばいいものをわざわざ床に投げ落とすの、え、かっこいい…ってなりました(笑)あと単純に白ジャケット、白パンツに赤シャツがめちゃくちゃかっこよかった(笑)

そんなクズな伊右衛門だけど、お岩のことは心の底ではずっと愛していたんだろうなあという描写が節々にありました。刀が刺さって死んでいるお岩を見て嘆く様子、夢の中でお岩を口説き落とそうとする様子、死に際に寄り添うお岩の頬に手を添える様子。お岩への愛は確かにあったと思う。「怪談」というだけあって恐ろしい話であるのは確かなんだけど、それ以上に哀しくて切ない愛があって、美しい物語だったと思います。伊右衛門が討たれるシーンとか本当に美しかった。

お岩役の田渕法明さんもすごかった…。本当にお岩だった(?)お岩の伊右衛門への想い、愛、恨み、色々な感情が渦巻いていて観ていて苦しかった。喋らずとも佇んでいるだけでお岩の想いが伝わってくるようだった。

 

他の役者さん達もとても良かったです。何度も観たことある役者さんもこんな演技初めて観たなあとか、初めて観た役者さんも良い演技するなあとか。

元が歌舞伎作品なので、暗闘だったり見得切りだったりツケだったり歌舞伎独特の演出とかも取り入れていて面白かったです。台詞も文語だったり、なかなか現代演劇では観られない作品が観れて良かったです。

歌舞伎って難しそうとか、古典演劇はわからないとか結構あると思うんですけど、今回の東海道四谷怪談はわかりやすく入り込みやすく作られてたし、怪談と言えども笑いのシーンも多くあって、非常に観やすかったです。

 

 

 

 

それにしてもわたしは西田大輔さん演出の四谷怪談でも遅刻したし、四谷怪談は遅刻する呪いにでもかけられているのか…(笑)

 

観劇後、友人がお清めスプレーしてたのちょっと面白かったです(笑)わたしはずっとくさい!くさい!って言ってた()

 

おいせさん お浄め塩スプレー フレグランススプレー

おいせさん お浄め塩スプレー フレグランススプレー

 

 

 

*1:四谷怪談の前に観てた舞台(バグバスターズ)がアホほど伸びた…(笑)

*2:本当は毒