2次元と3次元の狭間
こんにちはこんばんは。
2次元と3次元の狭間。2.5次元。
大型2.5舞台が発表される度に大体2次元おたくと3次元おたく(俳優おたく)の間で学級会開かれますよね。あのクソ無駄な時間どうにかならんの?結局お互い求めてるものが違うんだから永遠に分かり合えるわけないじゃん?不毛すぎるわ…。
2次元おたくの主張
・〇〇くん(キャラ)はこんなんじゃない
・似てない
・声が違う
・原作知らない俳優おたくウザい
・俳優おたくがいるからチケット取れない
・そもそも舞台化しなくていい
3次元おたくの主張
・原作おたくキモい
・こっちだって〇〇くん(俳優)にやってほしいわけじゃない
・原作厨はマナーが糞
・原作厨の手のひらクルーが腹立つ
・推しを人質にとられた
・もう2.5出ないでくれ
こんな感じじゃん????もうどう考えても解決策は2.5舞台やらないことしかないわ(笑)2.5舞台やめましょう!!!!それでみんな幸せ!!!!!!!()
2.5舞台がすべて悪いわけではないけど、だいたい目立った問題が起きるのは2.5で、学級会開かれるのも2.5で。
2.5でついた俳優沼()の方たちは2.5にしか来ないし。素晴らしい2次元を演じてくれる俳優もいればそうではない俳優もいるし。2.5がなければ変な原作厨に荒らされることもなければ、推しキャラが汚されることもなかったんだし万々歳じゃんね。
でもわたしは今の推しくんに某2.5から入ったし、やっぱり楽しいと思える2.5もあるわけだし。2次元おたくの主張も3次元おたくの主張もわかるけど、結局はお互い分かり合えないということを理解することが大切なんじゃないですかね。分かり合えないんだし分かり合う必要もないし。変に歩み寄ろうとしたり、意見を通そうとするから拗れるんだよ、そんなこと保育園やら幼稚園やらで学ぶことじゃないのかね。結局必死に学級会してるおたくってその程度の知能指数なんだなあって思っちゃいますね。まぁとりあえず双方色々頑張ってください。
舞台「プリンス・オブ・ストライドep2」
こんにちはこんばんは。
めちゃくちゃ遅くなったけどプリステep2の感想。
ep1は配信で観ました。まーよく走り回るとは聞いてたけどほんとに走り回ってますね。身体が心配や。
プリストアニメは観たんですけど、1話が最高に熱くて楽しくて、その後はどんどん萎んでいく感があってちょっと微妙だなとは思ってたんですけど、原作をだいぶ端折っていたみたいですね。舞台の方が原作に近いらしい?です(原作未プレイ)。
ep2はEOSトライアルツアー、門脇先輩の負傷、久我先輩の復帰までを描いてました。試合でいうと方南一条館戦、一条館市場戦、方南市場戦。あと方南と西星のそれぞれの1回戦を同時にやってたやつかな。
方南一条館戦
一条館のヒール具合がすごい。方南贔屓だったら絶対腹立ってるくらいのヒール。登場時からヒロインを罵倒して去っていく。試合でもセコい作戦使ってラフプレーで衝突事故を起こす。事故によって意識不明の門脇先輩をおちょくる(おちょくってるつもりはないのだろうけど)。完璧なヒールだなあと思いました。でも私は一条館すごく好きです。
一条館市場戦
ここで一条館のかっこよさがめちゃくちゃ際立つ。方南戦ではラフプレーするわヒールだわで割とマイナスの印象を残してたんですけど、市場戦では試合に対して、ストライドに対して、本当はめちゃくちゃ真っ直ぐで自分たちなりの信念を貫いていることがわかるんですよね。一条館部長の姫宮が試合に勝った後「楽勝だったね~」って親衛隊に言われて「いや、あいつ早かったよ」って言うのがめちゃくちゃ好きでした。
方南市場戦
これが激アツすぎた。方南も市場もアツすぎる。そして久我先輩の復帰。ヒース先輩から久我先輩へのリレーションが華麗すぎて、誰もが目を、心を奪われるあの感じすごく好きでした。あと個人的に市場が好きすぎる。原作未プレイで行ったので市場高校とか正直1mmも知らなかったんですけど、普通にただの市場推しになりました。激アツすぎるでしょ……。寛助(リレーショナー)がめちゃくちゃ好きです。ランナー全員3年生の中の唯一2年生で、後輩なのにめちゃくちゃ毒舌ですごい好きです。伊泉部長が久我先輩に抜かれる瞬間の寛助がマージで辛い。観劇回数重ねる度に市場に感情移入しすぎてしまって最終的にはほぼ市場しか観てなかった…。ep2しか出ないとか辛すぎなのでもっと出てください(?)
総じて
プリステは楽しい。推しいなくても、プリスト知らなくても、一度は劇場で観てほしいなあと思います。
しかし
作品はめちゃくちゃ良かったけど別方面で文句がありすぎる。トラ〇フルに人質を取られている方々のご意見は前々からよく聞いてたけど実際体験するとなんとも言えねえなこれは。プリステは好きだけど、ト〇イフル制作舞台には関わってほしくないなあ。まあ実際これよりもっと酷い制作をたくさん見てきてるからまだマシな方なんだけど。とりあえずPはTwitterやめてくれ。
プリステ終わった後に推しに「プリステどうだった?」と聞いたら「ほんとに足ちぎれるかと思った」って言ってたから相当大変だったんだろうなあ。まだep3、ep4と続いていくので出演キャストは怪我のないよう頑張ってほしいですね…。楽しいけどその分おたくの心労多すぎますわ。
あ、あとパルクールはシアター1010で観るよりピロティホールで観た方が楽しいよ。
ミュージカル「紳士のための愛と殺人の手引き」
こんにちはこんばんは。
なんだかお久しぶりになってしまいましてすみません。いつの間にやら世間はGWですね。そんなこんなで(?)紳士のための愛と殺人の手引きを観てきました。
優しい母に突然死なれてどん底のモンティ(ウエンツ瑛士/柿澤勇人)。そこに亡き母の古い友人であるミス・シングル(春風ひとみ)が、ビックサプライズニュースを持ってくる。なんとモンティの母は、実は大富豪の貴族「ダイスクイス・ファミリー」の血を引いており、モンティにも爵位継承権があるというのだ。とはいっても8番目の継承権。つまり現伯爵を含め、ダイスクイスのメンバー8人が死ななくては伯爵になれない。
―――モンティは決意した。「もしも8人(市村正親)全員が死んだなら、自分が伯爵に!莫大な財産と城をこの手にできる!?」
モンティは、一人、また一人、奇妙キテレツな方法で殺人を重ね、ついに最後の一人をあの世へ送る。晴れて、モンティは念願の伯爵に!
ところが、あろうことか最後の最後に殺人容疑で捕まってしまい、投獄されるはめに―。フィービー(宮澤エマ)とシベラ(シルビア・グラブ)が愛しのモンティを救おうと、彼の無実を証明するのだが…。
市村正親さんが8役をするというものすごいミュージカル。私はWキャスト柿澤回を観てきました。とにかくブラックユーモア満載でめちゃくちゃ面白かったです!
ストーリーについて。
母の出自については全く知らなかったモンティのもとに突然舞い込んでくる爵位継承権の話。まぁ突然そんなことを言われても信じられないし、信じるわけもない。母の出自の証明、自分の誕生証明が記された書類を発見し、淡い希望と今まで母を虐げてきた一族への復讐心を抱くモンティ。手始めに、仕事を得ようと銀行家のアスクイス・ダイスクイスへ支援を頼むが拒否される。聖職者のエゼキエル・ダイスクイスに仲介を頼むがそれも拒否。風に煽られて教会の塔から転落しそうになるエゼキエル卿をそのまま見捨て殺す。その後、アスクイス・ジュニアと愛人の旅行にひそかについていきスケートをする2人の氷に亀裂をいれ水中に転落させ殺す。
……と、まさかそんな殺し方!?っていう殺し方でどんどんダイスクイスを殺していくんですけど、ほとんどは直接手を下しているわけではなく、事故に見せかけてだったり、ほんの少しの細工をしたり。どんどんどんどん殺していってついに最後の一人、現伯爵アダルバート・ダイスクイス卿のみに……という感じでかなりテンポよくポンポンと殺していきます。市村正親さんの早替えほんとすごいです。
モンティについて。
モンティはなんというか典型的ダメ男なんだけど、女性が放っておかないタイプのダメ男ですね(笑)元々はシベラという恋人がいて。でもシベラはお金持ちの男性と婚約、結婚してしまって。それでもまだズルズルと関係は続け。ダイスクイスを殺していく際に出会ったフィービー(ヘンリー・ダイスクイスの妹)にも心惹かれ。結局フィービーと結婚するんだけど…というダメ男(笑)最初は自分に自信もなく、シベラの尻に敷かれ、キスすらもシベラにリードされ…だったのが、伯爵に近付いていくにつれて自信を持つようになり、堂々として、シベラとのキスもリードして…と変わっていくのが、あっ好きってなります(笑)
演出について。
色々面白い演出をしてるんですけど、どこをとってもコメディ感が溢れている。城の肖像画に顔はめパネルを使っていたり*1、スケートのシーンでは足だけスケートの絵が書かれてる台車で出てきたり。小学生の学芸会に使われるような小道具があったりで楽しかったです。
ネタバレになるんですけど、終わりが「はじめに戻る」感満載だったのもすごく面白い終わり方でした。
プログラムの女性陣キャスト対談で宮澤さんが「ホーンテッドマンションみたい」と仰ってたのがとても納得でした。取り扱ってる題材は重めだし連続殺人の話なんだけど、でも明るく楽しくコメディに。おどろおどろしいようなところもあるけどそれすら楽しんで、っていう。
楽しかったです!東京公演終わる前に感想あげたかったんですけど、なにせ私も観に行ったのが東京公演千秋楽直前だったもので…。明日から大阪公演かな?で、福岡、愛知と続くのでお近くにお住まいの方はぜひ!
ウエンツモンティも観たかったです。
*1:しかも途中でパネルだけで出てくる(笑)