STELLA

好きが君だけで溢れかえるまで

ご案内

当ブログのご案内です。(2019.07.20現在)

 

 

ただの俳優おたくの戯言の塊です。言いたい放題言っているだけで特に有益な情報はないかと思います。8割虚言です。

 

 

 

中の人について

c

ち( ¨̮*゚) (@c___z5) on Twitter

フォロー等はご自由にどうぞ。

北海道の片田舎住み。割といい大人です。

推し遍歴としてはジャニーズ、声優、若手俳優あたりをくぐってきています。

 

 

推しについて

ブログで名前出してなかったんですけど、別にもういいかなということで名前出します。

橘りょうくん

推し。若手俳優。憑依型俳優なので、役に入り込むと全てが変わる。キャラクターに対する愛が深い人。

事務所辞めて一般人になったけど、俳優復帰しました( ˆoˆ )/永遠に特別すぎる存在。

 

 

井澤勇貴さん

過去記事には割と登場しているので一応…。3年9ヶ月応援した後降りました。友人達には「絶対降りる降りる詐欺じゃん(笑)」って言われていたけど、何の後悔も未練もなくすっぱり降りた。世界中の人に見てもらいたい思いは今もある。

錦戸亮さん
ほぼほぼ茶の間ですけど、一応彼が天使と呼ばれていた頃(笑)から応援しています。懐古厨。新規は苦手です。
柿原徹也さん
突然人気になりすぎてついていけていない(笑)彼には感謝しかないです。伝説が多い(笑)

 

同担拒否ではないです。わたしの中で「推し」と呼べるのは橘りょうくんだけです。

 

 

コメント等について

一応誰でもコメントできるようにはなっています。(多分)承認するまでは非公開なので何か言いたいことがありましたら。

また、お題箱もありますので、何かあればそちらからご連絡ください。ただお題箱回答は主にTwitterになりますので、もし記事にしてほしい方がいましたらその旨お伝えください。

cさんのお題箱

回答する際には全文掲載しますので、問題あるようなら伏せるようお伝えください。

 

 

 

 

リンクフリーですので、その辺はご自由にどうぞ。

 

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星座の導きで、今 〜舞台Starry☆Sky〜

こんにちはこんばんは。

 

 

舞台スタスカ観てきました!!!!!!

わたしスタスカは原作厨なんです。それこそ10年前初めてやった乙女ゲームがStarry☆Sky in springでした。春から始まり夏、秋、冬、後春、後夏、後秋、後冬と全部やりました。星座彼氏も星座旦那も他のCDも多分全部持ってる。そんなスタスカが舞台化されました。そしてそこに推しが出演していました。しかもわたしの推し攻略キャラで。*1

本当にキャスト発表の時は「橘りょう」って名前五度見したし、木ノ瀬梓役ってのも五度見したし、これはわたしの知ってる橘りょうじゃないかもしれない(?)って思ったし、息の仕方も忘れたし心臓も止まった。そのぐらいの衝撃でした。二次元の推しを三次元の推しが演じるのが初めての経験だったので本当にどうすればいいのかわからなかった*2

推しと梓はまず顔が違うし(当たり前)、あの髪型似合うのか不安すぎたし、そもそも顔が違うから()ちゃんと受け入れられるのか、受け入れてもらえるのかものすごく心配だった。でも、ずっと推しを観てきて、彼は演じるキャラクターに本当に愛情を持って、めちゃくちゃ真っ直ぐにそのキャラクターとして生きてくれるし、完全にキャラクターが憑依することを知っていたので、演技面での不安は全くなかったです。CV:福山潤氏のキャラクターやるの3回目だしね…(笑)だからきっと推しならちゃんと梓として生きてくれるんだろうなあとは思っていた。でも、それでも言いようのない不安は始まるまでずっとあったけど。

二次元の推しを三次元の推しが演じるのってほんとにすごいね。うまく言葉にできないけど、すごく複雑な気持ちでした。いや、でもすごかった、うん。

 

前置きが長くなってしまった…。とりあえず舞台のこととキャストさんのことをつらつらと書いていこうかと思います。

 

ストーリー

『君に会いに飛んできたんだ。相変わらずかわいいね。』

今日は年に一度の七夕。

去年の春、3ヵ月だけ星月学園にいた土萌羊がアメリカから夜久月子に会いに戻ってきた。

学園に揃った13人が月子を喜ばすためにある計画を考えていた。

 

~七夕の日、ベガが放つ『織姫の微笑み』と呼ばれる特別な光を浴びた願いは必ず叶う~

そんな話をしながら色とりどりの短冊とペンに願いごとを書き、天羽翼の発明したロケットに短冊を入れた月子とみんな。

空の上まで直接願いを届けに行け!!と、ベガを目がけて発射した次の瞬間、空で爆発が起こり時空が歪み、ブラックホールに吸い込まれるように闇に包まれていく。

そして……ベガが……消えた……?

散り散りになった13人が再び目を覚ました世界は、月子がいない世界だった。

 

原作から1年後の星月学園でのお話です。ストーリーのまんまだけど、七夕パーティーしてて短冊に願いを書いて翼のロケットにいれて飛ばしたら案の定()爆発、そしてベガが消えてしまい月子が存在していないパラレルワールドに飛んでしまった13人が月子を取り戻すために奔走するお話です。これ以上でも以下でもない(笑)

 

脚本、演出について

大団円でうまく纏めてはいたなあ、と。登場キャラクターが多いし、かなり個性のある方々ばかりなので、全員一緒となると結構難しいと思うんですけどちゃんと個々で見どころもあったし綺麗に纏めてました。そこはオリジナルストーリーの強みですね。一部回想シーンがあって、原作の内容掻い摘んでたんだけど正直そこはあんまりいらなかったかな、と…。勿論原作厨にとってはゲームで見たあのシーンが、っていう嬉しさはあるんだけど掻い摘みすぎてそこに至るまでの色々があってこそそれが活きるんだよ!!みたいな感じもありました。あとは性質上仕方ないんだけど、夏秋冬が割と個々にスポット当てられてたのに対して春は幼馴染で完全纏まってしまってたから…可哀想だなというのはあった…。

スタスカって基本的にゲームが季節で分かれてるからあまり季節を超えた関係って描かれることが少なかったんだけど、今回舞台で色々な組み合わせを見れて新鮮でした。羊と郁の初対面とか、錫也と誉先輩とそらそらの腹黒トリオとか、四季と羊と月子と宮地の食いしん坊カルテットとか、すごく舞台ならではだなあと思いました。もちろん同じ季節内での関わりだったり、梓と翼の宇宙科天才コンビだったり、ぬいぬいとおーしろーだったり、お馴染みの組み合わせもあったりで良かったです。

円形劇場なのはすごく上手く使われてましたね。推しとプラネタリウムを見る舞台だった(?)ただ、円形だからやっぱりどうしてもキャスト同士が被ってたりで死角は出来てしまうし、ステージ自体が狭いからぎゅうぎゅう感があったり、永遠に尻しか見えないキャストがいたりして、そこは少し残念でしたね。わたしは1階席ABCDブロックと2階席座って色んな視点から観れたので良かったですが1回しか観ないのに推しがほとんどずっと反対側にいた、とかは辛いよなと思う。そういえば2階席良かったです。ステージ上全体観れてとっても見やすかった。通路演出は全然見えなかったけど(笑)あと1階席フラットだから、と心配してた方も多かったと思うけど、5列以降は椅子にクッション置いてて高さ出してたので6列でも全然見えました。ただクッションがめちゃくちゃ高くて足がギリギリ床につかないくらい(身長160cm後半のわたしで)だったのでしんどかった…(笑)まぁでもどこの席でも楽しめたのではないかと思います。すごく配慮されていた。

 

キャラクターについて

みんなクオリティはすごく高かったと思います。

東月錫也(國島直希さん)

すごく綺麗なオカンだった(笑)ジュウオウザワールドのイメージが強かったんですけど(笑)すごく錫也でした。月子たちを見守るオカン目線も、「月子のいない人生なんて俺の人生じゃない」と言い切ってしまうところも、戻ってきた月子に一番最初に駆け寄るところも、全部錫也だった。

七海哉太(田中尚輝さん)

いやまず顔が良いよね…(笑)哉太ビジュアルが天才すぎた。誰よりも強くて誰よりも弱くて素直だけど素直になれない哉太でした。「俺はヒーローになりたい」のシーンマジでウッ…てなった。「体弱かったからさ」で心臓のとこ掴むのはズルすぎるだろう。あと田中くんは身体能力が高いから羊との喧嘩のシーンとか宮地とのシーンとかすごい綺麗だな、と思いました。

土萌羊(糸川耀士郎さん)

糸川くん自身と羊がなんか良い感じにミックスされてるなあって印象です。まあわたし糸川くんそんな知らんのやけど(笑)素直で真っ直ぐで可愛い羊でした。糸川羊ちゃんってずっと呼んでた(笑)羊くんはやっぱり織姫と彦星感あるなあ。

金久保誉(阿瀬川健太さん)

いや、天才なの!?!??!越智さんが残念ながら降板されてしまって、阿瀬川くんが代役で誉先輩やるって聞いた時、わたし全然阿瀬川くんのこと知らないのに*3阿瀬川くんなら大丈夫か、、っていう謎の信頼感があったんですけど、その信頼感を大きく上回っていてほんとに天才すぎて驚きました…。立ち居振る舞い、話し方、全てにおいて誉先輩でした。いや、ほんますごかった…。しかもちゃんと「1年後の」誉先輩って感じでした。すごい、しか言えない…。

宮地龍之介(古谷大和さん)

むむ…むむむ…(笑)なんていうか、「む」を三次元化するとああなるんだな、って思いました(笑)舞台では割と月子に対するダメな部分が多く出てて可愛かったです。梓とのやり取りも可愛かったなあ。「絶対に取り戻すっ!」がわたしの中で1人流行語大賞でした(?)

木ノ瀬梓(橘りょうさん)

永遠にりょうくんがすきだった…(そういうことじゃない)いやぁ、でもほんと先程も書いたんですけど梓はわたしの推しなんですよ。で、りょうくんもわたしの推しなんですよ。推しが推しをやったんですよ。なんかもう色んな想いがあってものすごく複雑な気持ちです。なんかほんと、、、がんばってたなって、、、(笑)初日観た時は正直りょうくんが梓だという現実が信じられなくて、りょうくんだけど梓、、、梓だけどりょうくん、、、みたいな葛藤(?)があったんですよね。でも回数重ねる度にりょうくんもどんどん進化してて、すごくいい梓を演じてくれてて、ほんとうにすごいなあと思いました。終わった今もうまく言葉にはできないんだけど、りょうくんが梓やってくれて本当に良かったし、梓を好きでいて良かったし、りょうくんを好きでいて良かったな、と思います。

星月琥太郎(青木一馬さん)

三次元でパステルグリーンのパンツ履ける人ってすごいなって思いました(笑)良い感じに力抜けながらも、大切な人を失う怖さを知っている大人の部分があったり、珍しく教師っぽいこと言ってみたり、のらりくらりとしながらも落ち着いた振りしてるのがこたにいっぽくて良かったです。ノー靴下大変そうだな、と思いました(笑)

陽日直獅(輝山立さん)

第一声からめちゃくちゃ直獅でびっくり。動きも喋り方も全部直獅。ぬいぬいと会った時にジャンプしてドーンってするのとか、郁ちゃんに飛びつこうとするのとか、めちゃ可愛くてすきでした。あと直獅が持ってる闇の部分もしっかり出しててとても良かった。

水嶋郁(丸山ナオさん)

わたしの二推し!!!!郁ちゃん!!!!(笑)丸山くん久しぶりに拝見したんですけど、めちゃくちゃ演技うまくなっててびっくりした…。すごい郁ちゃんだった…すきだった…。羊とのやり取りが新鮮で良かったなあ。原作1年後だから月子によって変わった郁ちゃんで、羊を励ましてるのとか郁ちゃん成長したなあ、、って感慨深くなりました。

不知火一樹(杉江優篤さん)

いや〜かっこいいお父さんでした。思い悩む翼に「自分が信じられないなら父ちゃんを信じろ」って言ったり、ほんとかっこいい。杉江さん自身のアレ(どれ)も相まってぬいぬいのかっこいい部分と面白い部分とちょっと残念な部分と混ざりあってすごく素敵なぬいぬいでした。

青空颯斗(高本学さん)

いや〜〜〜〜〜わたし原作のそらそら本当に地雷で(笑)めちゃくちゃ無理なキャラクターだったんですけど、高本くんのそらそらはとても良かったと思います。まず顔が良いよね!(笑)腹黒トリオがタッグを組んだ時のぬいぬいへの睨みが最高に怖くてすきでした(笑)

天羽翼(桜庭大翔さん)

すっっっっっっっっげ〜〜〜〜〜〜翼!!!どんなに感情が上下してもずっと翼でこりゃ驚いた。割と今回のお話のキーパーソン的なところがあったし、翼の成長物語感もあったので活躍は多かったですね。梓とのやり取りも、ぬいぬいとのやり取りもとても良かった。カテコでお話されてた時地声が全然違っていらっしゃったので、ほんとすげーーーーなーーーーーと月並みな感想を持ってしまった。

神楽坂四季(榊原徹士さん)

顔が綺麗だなあ!!!!!カジキイエローとの差が半端ない(比べてはいけない)四季ちゃんもすごい四季ちゃんだったなあ。ストーリーテラーな役割なのが少し勿体なかったけど、月子を見守ってきた四季ちゃんにしかできない役割でしたね。

久月子(竹井未来望さん)

たいへん申し訳ないんだけど、ものすごい解釈違いでした…。わたしの中の月子はあんなに元気ではないしリアクションも大きくない…。まぁそこは仕方ない部分ですね。でも女の子1人で大変なことも多かっただろうけどすごく頑張ってたんだろうなあと思います。めちゃくちゃどうでもいいんだけど、未来望ちゃんってすごい良い名前ですね()

白銀桜士郎(鈴木翔音さん)

いや、本物すぎるでしょ…。おーしろーの動きも声色も完璧にこなしていた…。めちゃくちゃおーしろーでしたね。声帯が完全に諏訪部順一だった。こちらもまた誉先輩と同じくすごい、としか言えないですね…。

3バカ(犬飼、白鳥、小熊)(佐藤和斗さん、高橋凌さん、瑞野史人さん)

纏めてですみません…。舞台に3バカ出してくれてありがてえ、、、。月子がいない世界でも3バカは3バカで、あの子らはきっとどこの世界でもこうなんだろうなあってなんか安心しました(笑)3バカが愛されててうれしいなあ。

 

個人的にビジュアルが良かったのが哉太、四季で、演技面が良かったのが郁、直獅、梓、翼で、総合してすごかったのが誉先輩と桜士郎ですね。もちろん他のキャスト陣も良かったけど、特に。

 

各エンドについて

春夏秋冬四季で全部ダンス違うの普通に鬼畜すぎない?(笑)こちらとしては推しの色んなダンス観れてうれしいけどさ、役者にしたらめちゃくちゃ鬼畜だよね(笑)ダンスもそれぞれのキャラクターっぽい動きでやってたし大変だったろうな。推し、ダンスうまくなりすぎてて泣いちゃう。

各エンドのエピローグもそれぞれの距離感だったり関係性だったりが活かされてて良かったです。夏と冬は卒業ネタ持ち込むの辞めてくれ、泣いてまう。四季エンドの食いしん坊組も可愛かったです(笑)そういう組み合わせなのね?となった(笑)シークレットエンドはまぁ予想通り全員で帰るのだったし、ダンスもメドレーでまた全部ダンス観れて良かったなあ!OPにしろ、EDにしろ、ダンスめちゃくちゃ良くて最高な気分でした。

 

 

 

こんな感じですかね…。今回は本当に複雑な気持ちでした。今もまだやっぱり複雑だけど、毎日楽しかったし、またこうやってスタスカの世界に触れられたことは純粋にとてもうれしいです。10年という節目でこうやって舞台化されたのも、推しが推しを演じたのも、全てが縁だと思うので、スタスカにも推しにも出会えて良かったなという気持ちです。

推しの話に戻るけど、今回原作厨の方達にも「すごく梓だった」って言って頂けて本当にうれしいです。わたしも原作厨ではあるんだけど、如何せんりょうくんを推してる立場なので厳しい目線で見たり贔屓目で見たり、なんというかフラットに見ることは出来なかったので、そう言っていただけて安心しました。きっとスタスカで橘りょうくんを知ってくださった方もたくさんいると思うんですけど、本当に本当に素敵な役者さんなのでぜひこれからも気が向いた時にでも観に来てくださったらいいなあと思います。直近の舞台だと9月19日〜9月24日池袋シアターグリーンBIG TREE THEATERにて「星のバッキャロー!!」という作品に出ますのでぜひ(突然の宣伝)(笑)イベントでしたら8月3日に赤坂チャンスシアターにて「session vol.6」という即興劇イベントに出ますので(笑)1枚2000円でチェキも撮れますので何卒…(笑)自分が何者なのかよくわかんなくなってきたのでこの辺でやめておきます(笑)

そういえば「橘りょう」でGoogle検索したらめちゃくちゃ6〜7番目にこのブログ出てきてしまって風評被害で訴えられそうなのでちゃんと推しに謝罪会見します(?)すみませんでした()

 

 

 

 

基本Twitter回答ですが、何かありましたら。

cさんのお題箱

 

 

 

 

*1:ちなみにサブキャラ含め最推しは犬飼です

*2:元推し(井澤さん)のミュージカルAMNESIAの時も一応二次元の推しを三次元の推しが演じてたんだけど、発表時には井澤さんのおたくではなかったので。

*3:プリステしか観てません

それは確かな愛だった〜COCOON〜月の翳り/星ひとつ〜

こんにちはこんばんは。

 

 

だいぶ日付があいてしまいました。

さて、今回はCOCOONのお話。相も変わらずTRUMPシリーズのネタバレ含んでおりますのでご注意を。

 

今回COCOONから初めてTRUMPシリーズに入った方はぜひグランギニョルを観ることをおすすめします。もちろん他のも観てほしいけど、最低限グランギニョルだけは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

月の翳り

TRUMPで仲違いしていたラファエロ・デリコとアンジェリコ・フラの過去の物語。繭期を迎えクランに送られたラファエロが一足先にクランへと来ていた幼馴染アンジェリコと再会するところから始まる物語。

何から書けばいいんだろうなあ。月は同期組の話もあるし、ティーチャー組の話もあるし、もちろんラファエロとアンジェリコの話もある。それらが全部絡み合ってストンと落ちる作品。なんというか、TRUMPシリーズで一番人間臭い作品でした。人間の話じゃないんだけどさ。「友情」であったり、「愛」であったり、「尊敬」「嫉妬」「執着」「憧れ」「恐怖」色々なものが混じりあった真っ赤な物語でした。

 

まず、同期組。ディエゴとジュリオとエミール。

ディエゴはなんかもう本当につらい…。上流階級の跡継ぎという立場を嫌い自由に生きたいんだと言いながらも、実はダンピールであり上流階級の貴族をイニシアチブで操り息子として育てさせていて。なんなんその生い立ち。その辺のヤンキーの頭みたいな感じで喧嘩も強くてカリスマ性もあって成績も良くて繭期とも上手く付き合っていて、でも奥底の自尊心とか自己肯定感はめちゃくちゃ低くて、それを表に出すことはできなくて本当は常に怯えていて、傷ついて苦しんで心は真っ赤になってしまっていて、って本当…なに…。ディエゴにとってティーチャー・ドナテルロとコクーンは本当に救いだったんだろうなあ。嘘で塗り固めて生きてきて、でも本当はその嘘の罪悪感で雁字搦めになっていて、そんな嘘を解放してくれたんだもんな。結末としては悲しい物語なんだけど、ディエゴにとってはきっとこれで良かったんだろう。決して救いではないけれど、彼にとってはあれが救いだったんだ。同期組に対して友情なんてなかったって言ったのも、ヘルクランに送られる時イニシアチブで父親の自分が息子だったという記憶を消したのも、きっと自分の責任を自分で果たそうとしたディエゴの優しさなんだろうな。ディエゴは優しい子だったな。

碓井くんちょーーー久しぶりに観たんですけど、本当に声が聞き取りやすいな。めちゃくちゃ安心して観てられる。素晴らしい。

ジュリオちゃんは絶対おたくみんな好きなやつ。一人称は僕ちゃん。ヒラヒラした袖に中性的な外見。ビジュアルが強すぎる。天才。そんなジュリオは毎日に退屈していて、とりあえず他の人たちよりは少しだけ面白いからって同期組とつるんでる子。本当の友情なんかじゃないって言うけど、ちゃんとこれが本当の友情だったってわかってる。TRUMPシリーズの「友情」ってかなり拗れたものだったり、到底友情とは思えない友情ばかりだったけど、ディエゴとジュリオとエミールの友情は確かにそこにある普通の友情だったと思うんですよね。「友達」だからこそディエゴに誘われてもそっちには行けなかったジュリオ。このシーン本当に好きだった…。きっとディエゴのとこに行くのすごい迷っていたと思うんですよ、ジュリオは。でも、それでも、友達だからこそ手放した。はぁ、苦しい…。本当にすげー話作るな末満は…。あと、今回初めて越繭する吸血種なんですよね。いやまぁ大人の吸血種は出てたけど、ちゃんと越繭してクランから外に出ていく吸血種が描かれるのは初めてじゃないですか。今回の事件は外部には伏せられたけど、今後全てを知ってるジュリオちゃんが血盟議会で色々暗躍してほしい。あと、越繭したら袖のヒラヒラが消えるジュリオちゃん、最後までビジュアルで殴ってきて天才。

亨くん、本当にものすごい良い役貰ったなあ。SPECTER再演のクラナッハと同一人物だって最初気付かなかったもんな…。これは売れたなと思った(誰)

エミールは何もしてなくても幸せでずっとふわふわしてて、繭月でものすごい癒し枠でした。自分は幸せだからみんなも幸せであってほしい、みんな友達でみんな仲良くしてほしい。ふわふわニコニコでとても良かった。

しゅとぴも久しぶりに観たんだけどエミールめちゃ好きだった。ウル(繭星)も良かったんだけど、個人的にはエミールのが好きだった。

 

そして、ティーチャー組。ドナテルロ回顧録のドナテルロがあんな変態だと思わんかった…()あんな美しい見た目しといてあんなキチガイ最高すぎません??繭期愛好者ってすごい言葉。ショタコンとは似て非なるものだけどなんかその言葉のイメージ的にはそうなりそう…(笑)兎にも角にも「繭期」というのは人を狂わせるなあ。

 

最後に主役であるラファエロとアンジェリコについて。TRUMPラファエロが灰になった後、アンジェリコが「僕が殺したかったんだ…いや、違う、お前は生きてなきゃいけなかったんだ。生きて、僕と血盟議会に〜」っていうセリフがあったので、昔は仲良かったんだろうなあとは思っていましたが、ここで過去が語られることになるとは。

ラファエロはずっと父親に「ウルを、デリコを守らなければならない」って言われ続けていて、期待に応えなければ、父親の思い通りの息子にならなければ、と雁字搦めになってしまっている。本当はなぜウルだけが甘やかされて、自分は厳しく育てられなければならなかったのか、本当にデリコを守らなければならないのか、色々な想いがあったけど、それを閉じ込めて必死に生きてきたんだろう。ディエゴとの出会いでラファエロは自由に憧れるけど、それは当然の摂理だよなあ。そういう出会いの中で、それでもやっぱり自分はウルを、デリコを守らなければならないんだという結論に達するラファエロもめちゃくちゃしんどい。ダリちゃんはさ〜〜〜、本当に素晴らしい人なんだけど、本当に本当に本当に壊滅的に子育てが下手なんだよなあ。きっとダリちゃんだって、ラファエロにそこまでの重圧を与えたかったわけではないだろうし、もっとラファエロが自由に生きても良かったのかもしれない。でも壊滅的に子育てが下手なので、ダリちゃんの想いは全く伝わらないんだよな…。本当に残念な人だ…ダリちゃん…。まぁダリちゃんの話はまた後述します…。「デリコデリコデリコデリコって!好きでデリコに生まれたわけじゃない!」というセリフはダリちゃんからラファエロに引き継がれ、そしてウルにも引き継がれていくんですよね。デリコの因縁。

あらきさんも久しぶりに拝見しましたがやっぱりうまいですよね。TRUMPのラファエロって強くて真っ直ぐで、まさに特級貴族って感じなんですけど、繭月では強さに辿り着くまでの弱さが描かれていて良かったです。

そしてアンジェリコ。わたし、ラファエロとアンジェリコの過去ってもっと仲良かったんだ(それこそ普通の友達くらいには)と思ってたんですけど、クランにおけるアンジェリコは、相手のことを考えず猪突猛進に向かっていっていて、完全にソフィを追いかけるウルであり、ひいてはTRUMPを追い求めるダミアンストーンで、いや、血…となってしまった。アンジェリコの外見もゲルハルト卿と同じ巻き髪に本当の父親と同じ黒髪でうわぁ…となった。ゲルハルト卿はアンジェリコ出生に関する負い目があるからアンジェリコに貴族のことやフラ家のことを厳しく言わなかったんだろうけど、ほんとダリちゃんといい君たちは子育てが壊滅的に下手だ…。それでも特級貴族の息子として気高くいようとするアンジェリコは完全に貴族のそれであったし、ジョルジュとモローをイニシアチブを使わずに屈服させるのは流石でした。

キャストが出た時点で、「うわ、絶対安西くんがアンジェリコちゃんやん…それ以外ない…似合う…」とは思ったんですけど、本当に本当に素晴らしいアンジェリコちゃんでした…。繭月の猪突猛進なアンジェリコから、繭星の狂ってしまったアンジェリコまで、さすが安西慎太郎…と思わせられました。

 

月の翳り、兎にも角にも青春学園ストーリーでした。TRUMP時代のクランよりも、もっともっと等身大の繭期(というより思春期に近い気がする)の少年たちがそこにいたなあという印象。前述のとおり、とても人間臭い作品だった。

 

 

星ひとつ

ウル・デリコのお話。というよりこれはもうSPECTERとグランギニョルを盛り込んだTRUMPウル視点+ダリちゃん視点。リバースっていうわけじゃないけど、TRUMPトゥルリバ合わせて1つのものとしてのリバースって感じ。

大まかなストーリーはほぼTRUMPで、アレンの話が引かれ、そこに補足のようにダリちゃんの話が入ってくる感じですね。開演してすぐ、グランギニョルでウルにかけられたイニシアチブのシーンから始まって秒で死んだ。キャスパレで号泣した。TRUMP単体で見てもしんどい話なんだけど、そこにグランギニョルを混ぜてくるともう本当に…ねえ?

まずは、臥萬里くん。とりあえず顔が美しい()キャスパレで隣に再演SPECTERのハリエット衣装があったり、ソフィを見て「姉さんに似てるな」って言ったり、今までのTRUMPの臥萬里よりもSPECTERのノームが成長したという流れがはっきり出てました。大切な姉さんの息子だから、自分が名付け親だから、ソフィを守ろうという想いがものすごかった。クランに潜入するヴァンパイアハンターをやりたがる人は少ないけど希望して来たってことはやっぱりソフィがクラウスのいるクランに送られたことを知ったからなんでしょうね。言ってはいないけど、我守護感が強かったなあ。

クラウスは今回アレンの話が割愛されている分本当にただの不思議なちょっと頭のおかしいティーチャーという感じでしたね、最初は(重要)。アレンがいないのにアレンの話に説得力を持たせるのめちゃくちゃ大変だろうなあ。わたしは陳内クラウスが最高最強だと思ってるので今回観れて良かったです。ソフィという星に手が届いた後の笑顔が本当に気持ち悪くて好きなんだ。

ラファエロとアンジェリコについては繭月を観てから繭星を観ると、あんなことがあったからこうなったのね…とか、あの言葉の裏にはこんな想いが…とかっていうのがわかって余計しんどくなった。ラファエロもアンジェリコもああするしかなかったんだろうなあ。

ウルは最初NU版TRUMPの早乙女ウルに近いかなって思ったんですけど、これはやっぱり早乙女ウルともまた違う宮崎ウルだなあとなりました。なんかしゅとぴしばらく見ない内に演技の幅がものすごい広がっててビビる…。すごい…ウルだ…となった(語彙力)。みんなに慕われる人気者のデリコ家の息子でありながら、常に死に怯え、もう何もいらないから永遠の命だけを、と嘆く姿は本当に悲痛だった。

ソフィは今までのTRUMPのソフィよりも孤高という言葉が似合っていた。まぁそりゃそんなソフィが嫌で施設を逃げ出すダンピールもいるよねって納得してしまうくらい。どうしたってウルが憧れてしまうのも痛いくらいわかる。

繭星では今までのTRUMPよりも、ウルのソフィへの強い憧れ→つきまとう→ソフィの困惑→ソフィもウルを友人だと認め始めるっていう流れがスムーズだったような。今までのTRUMPってなんかソフィのウルへの想いの描写が割と少なくて、ソフィがあそこまでウルに執着することに繋がりにくかった気がするんですけど、繭星はウルに惹かれていくソフィの様子も見えて良かったです。クランが焼け落ちて炎が落ち着くまでずっとウルの亡骸に覆いかぶさってソフィが守っていたのも、とても説得力があった。そして今回はトゥルリバで輪廻しないので、ウルは最期「もし生まれ変わるなら、僕は、君に…」で終わる。ソフィはここからずっとソフィとしてウルを求めながら永遠を生きていくんだな、と改めて思いました。ここからマリーゴールドとLILIUMに繋がっていくんだよなあ…。

あと、ウルもソフィも身体能力が鬼で殺陣がすごかった。しゅとぴのジャンプも久しぶりに見たけど相変わらず高い高い。5mくらい飛んでるんじゃないかと思ってしまう()

そして、ダリちゃんですね。も〜〜〜〜本当にこの人はとんでもない。繭星ダリちゃん視点で語られることも多くて、それはつまり登場シーンが格段に増えてるわけなんですけど。どれもこれも本当にしんどいんだよねえ…。ウルへのイニシアチブから始まり、ソフィがいた孤児院の院長がダミアンストーンだったり(つまりソフィがクラウスがいるあのクランに送られたのはダミアンストーンの思惑)、クラウスとの対峙だったり、息子たちの死だったり…。クラウスとの対峙はなんかもうすごいよな…。跪くダリちゃんなんか滅多に見られないだろうし。そもそもダリちゃんは根底ではきっとTRUMPを憎んでると思うんですよね。TRUMPがいなければダミアンストーンもおらずフリーダ様を失うこともなかったし、ウルの悲劇的な出生もなかった。直接的な原因ではないにしろ、元を辿ればTRUMPの存在があるからであって、でもそんなTRUMPを監視し心の平穏のために守らなければならない彼の苦しみはどれほどのものだったんだろう。TRUMPもソフィもどうでもよくて、ただフリーダとの約束を守って、ラファエロとウルを育てていきたかったんだろうなあ。まぁ息子たちにはその想い全然伝わってないんですけどね…(笑)ウルの秘密が暴かれた後の「恥晒しは俺か…」って言うのも本当に本当につらいんだけど、そう思うならラファエロにもちゃんと言ってあげなさいよ…となるもんな。本当に壊滅的に子育てが下手だ…。息子たちは愛されてないって思ってただろうけど、ちゃんとそこに愛はあったので、ラファエロが灰になった後呆然としているダリちゃんが本当に切ないんですよね。あそこでフリーダ様の言葉が出てくるのもめちゃくちゃずるいんですけど。

そして、全繭期の方達が一番泣いたと思われるウルの亡骸を抱きしめるダリちゃん。「ウルの死を嘆くな」「ソフィはお前を助けようとしてくれたんだな」「いい友達を持ったな。それをクズだなんて言って悪かった」「お前のその手は星に届いてた」「お前は絶望のイニシアチブに負けなかった」「お前の死は希望なんだ」こんなん涙腺死ぬしかない。血の繋がりもない、しかもダンピールの息子にこんなこと普通言えないじゃない…ダリちゃんの愛の深さがすごい…。本人には伝わってないけど…。本当に本当に本当に素晴らしい人なのに、本当に本当に本当に残念な人だ…。

 

ストーリーとしてはTRUMPなので、ダリちゃんコールも出来て良かったし、アンジェリコフィーバーもあったし、真顔でゴリゴリ踊る安西アンジェリコちゃんがじわじわきてしまった。

 

 

総括

わたしは月→星→星の順で観たんですけど、月→星は正解だったなあと思います。月を観てから星を観ると前述したようにラファエロとアンジェリコについて深みが出ますね。COCOON発表された時はなんで2つに分かれてるんだろうかと思ったけど、この作品は2つで1つですよね。独立してるんだけどお互いがお互いを補完し合ってる。だから単独で観てもまぁ話はわかるんだけど、組み合わせることでより深くなる。

やっぱりTRUMPシリーズはものすごいなあ。越繭できる気がしない。

 

 

 

 

基本Twitter回答ですが、何かありましたら。

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